BD・DVD
2018年9月5日(水)発売
『スター・ウォーズ』にも多大な影響を与えたSFコミックの金字塔を原作に、銀河をパトロールする美男美女コンビが全宇宙の存亡を揺るがす陰謀に立ち向かう。
キャストにはタイトルロール”ヴァレリアン”を演じるデイン・デハーン、そしてファッションアイコンとして活躍するカーラ・デルヴィーニュをヒロイン”ローレリーヌ”に大抜擢。さらにクライヴ・オーウェン、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、リアーナら映画界に留まらないスターが仲間・敵・謎めいたキャラクターとなってスクリーンを彩る。
いまだかつて見たことがない奇想天外な惑星や宇宙生物たち、これでもかとアイデアが詰め込まれた超巨大宇宙ステーション”アルファ”の超絶ビジュアル、ヴァレリアンとローレリーヌの胸がすくような大冒険。銀河中を魅了する一大スペクタクルが誕生した!
西暦2740年。
銀河をパトロールする腕利きのエージェント、ヴァレリアンは同僚の美女、ローレリーヌに首ったけ。忙しい任務の合間を見てはあの手この手でアプローチを試みるが、愛しの彼女は一向に振り向いてくれない。
そんなある日、二人が向かった巨大宇宙ステーション”千の惑星都市”が放射能に汚染されていることが判明した。全種族が死滅する危機を「10時間以内に救え」という極秘ミッションを託されたヴァレリアンたちの前に突如現れたのは、30年前に消えたはずの平和な惑星パールの住人たち。彼らの思惑とは一体…?
果たしてヴァレリアンは銀河の危機を救い、ローレリーヌにプロポーズすることができるのか―!?
1986年、アメリカ、ペンシルベニア州出身。2008年にハーレイ・ジョエル・オスメントの代役としてブロードウェイ舞台『アメリカン・バッファロー』に出演。2010年にはジョン・セイルズ監督作『Amigo(原題)』で映画デビューを果たす。2012年にHBOの人気シリーズ「イン・トリートメント」のシーズン3でジェシー役を演じ注目を集める。同年、SF青春映画『クロニクル』に主演してブレイク。同年だけでジョン・ヒルコート監督作『欲望のバージニア』やデレク・シアンフランス監督の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』、スティーヴン・スピルバーグ監督の『リンカーン』、ロマンチックホラーの『Jack & Diane(原題)』と5本の出演作が公開される。2013年にはIMAX用コンサートフィルム作品『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』でローディの青年を演じ、同年の『キル・ユア・ダーリン』ではゴッサム賞にノミネートされている。『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)ではスパイダーマンの宿敵グリーン・ゴブリン/ハリー・オズボーン役を、『ディーン、君がいた瞬間』(2015)には伝説の映画スター、ジェームズ・ディーンを演じた。現在はプラダの顔として同社の広告キャンペーンにも登場している。
|ヴァレリアン役|
本作の主人公。銀河をパトロールするエージェント。スカイジェットを乗りこなし、宇宙連邦捜査官として名誉勲章多数受賞のデキる男。ただし、私生活ではちゃらんぽらんなプレイボーイ。常に相棒のローレリーヌを口説いているが、相手にされることはない。
〈日本語版VC:日野聡〉
1992年、ロンドン出身。祖父がイングリッシュ・ヘリテイジの会長という名士の家に生まれ、バーバリー、ステラ・マッカートニー、シャネル、H&Mなどのキャンペーンやランウェイでモデルとして活躍。インスタグラムのフォロワー数3,800万人、Twitterは800万人という大人気のファッションアイコンとなる。2012年にはジョー・ライト監督の文芸映画『アンナ・カレーニナ』でキーラ・ナイトレイと共演し、映画デビュー。DCコミックスのアクション大作『スーサイド・スクワッド』(2016)では魔女エンチャントレスを妖艶に演じ、ウィル・スミス、マーゴット・ロビーらと共演した。筋金入りのゲーマーとしても有名で、カーアクションゲーム『グランド・セフト・オートⅤ』(2013)にはラジオDJ役で出演。ミリタリーアクションゲーム『コール オブ デューティ ブラックオプス3』(2015)のライブアクショントレーラーでも女性兵士を演じている。ギター、ドラム、ボイスパーカッションを嗜み、ボーカリストとしても数々のミュージシャンと共演。『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のサントラに提供した“I Feel Everything”でソロシンガーとしてもデビュー。同曲はファレル・ウィリアムスと共同で作詞作曲も手がけている。
|ローレリーヌ役|
本作のヒロイン。宇宙連邦捜査官。ヴァレリアンの頼れる相棒にしてクールビューティ。拗ねてもキュート。情報屋トリオのドーガン=ダギーズと仲が良い。ヴァレリアンの愛の告白には辟易している。
〈日本語版VC:沢城みゆき〉
1964年、イングランドのコヴェントリー生まれ。イギリスの王立演劇学校で学び、1988年にビーバン・キドロン監督の『ブルーム』で映画デビュー。2004年にはマイク・ニコルズ監督作『クローサー』でラリーを演じ、ゴールデングローブ賞を獲得したほかアカデミー賞にもノミネートされた。『ボーン・アイデンティティー』(2002)の殺し屋役でハリウッド進出し、ジェリー・ブラッカイマー製作の歴史アクション『キング・アーサー』(2004)では主人公であるアーサー王役に抜擢される。スティーヴン・ソダーバーグ監督が20世紀初頭の医学界を描いたドラマ「The Knick/ザ・ニック」では2シーズンに渡って主演をするとともに製作総指揮も務め、2015年のゴールデングローブ賞で主演男優賞にノミネートされている。
|フィリット司令官役|
ヴァレリアンたちの上官。遅刻に厳しい。ふたりに惑星キリアンへの極秘任務を命ずる。対暴動用戦闘アンドロイドであるK-トロンの部隊を護衛につけている。
〈日本語版VC:大塚明夫〉
1988年、バルバドス生まれ。2005年にデフ・ジャムのCEOジェイ・Zのオーディションを受けその場でレコード契約を締結。同年にデビューアルバム「ミュージック・オブ・ザ・サン」をリリース。2007年のアルバム「グッド・ガール・ゴーン・バッド」からのシングル曲「アンブレラ」が52週連続でビルボードチャートの上位を占め、グラミー賞最優秀ラップコラボレーション賞を受賞。以降も勢いは衰えず、ビルボードのホット100チャートの1位に14曲を送り込んだ最年少ソロアーティストとなった。2012年に映画『バトルシップ』の海兵隊員役で本格的に女優活動を開始。サンドラ・ブロックが犯罪チームを率いる『オーシャンズ8』(2018)ではケイト・ブランシェットやアン・ハサウェイと共演する。
|バブル役|
歌手として活躍するリアーナが演じる、踊り子エイリアン。特技はポールダンスと早着替え。ヴァレリアンとはバブルが働くショーパブで知り合う。その素性を知る人はいない。
〈日本語版VC:ゆりやんレトリィバァ〉
1970年、テキサス州オースティン生まれ。子役時代にリバー・フェニックスらと共演した『エクスプローラーズ』(1985)で映画デビュー。青春映画『リアリティ・バイツ』(1994)や、リチャード・リンクレイター監督作『恋人までの距離』(1995)で人気スターとなる。2001年には『チェルシーホテル』で映画監督デビュー。同年公開の『トレーニング デイ』ではデンゼル・ワシントンと共演しアカデミー助演男優賞にノミネートされた。『恋人までの距離』の続編『ビフォア・サンセット』(2004)と『ビフォア・ミッドナイト』(2013)ではリンクレイター監督と共演者のジュリー・デルピーと共同脚本も手がけている。『6歳のボクが、大人になるまで。』(2014)では再びアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
|客引きジョリー役|
アルファ宇宙ステーション内の一大歓楽街“天国横丁”に住む客引き野郎。特技はピアノ。ヴァレリアンを「グラム・クラブ」というパブに呼び込む。
〈日本語版VC:咲野俊介〉
1940年、シカゴ生まれ。7歳からピアノを習い、11歳でシカゴ交響楽団と共演。20歳でプロのジャズミュージシャンとなり、1963年からマイルス・デイヴィス・クインテットの一員に抜擢され68年まで在籍。70年代からエレクトリック・ジャズとファンクとロックを融合させる先進的なスタイルを確立。“Rockit”と“Future Shock”ではヒップホップやエレクトリック・ダンス・サウンドに接近する。一方で凄腕のジャズマンを集めたユニットV.S.O.P.等でも活動。ベルトラン・タヴェルニエ監督のジャズ映画『ラウンド・ミッドナイト』(1986)のサントラを担当し、アカデミー賞に輝く。同作ではピアニスト役で映画初出演。『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』では本職の俳優のように国防長官役を演じている。
|国防長官役|
遅刻に厳しいが、フィリット長官ほどではない。国際法の遵守に暇がない。
〈日本語版VC:富田耕生〉
1990年、中国広東省生まれ。10歳の時にカナダのバンクーバーに移住しており、国籍はカナダ。2012年に韓流グループEXOのメンバーとして歌手デビューし人気を博す。2014年にグループを脱退、活動の拠点を中国に移す。2015年にシュー・ジンレイ監督作『あの場所で君を待ってる』で俳優としてのキャリアをスタートさせる。中国で歴代トップとなる5億2600万ドルの興行収入を記録したチャウ・シンチー監督作『人魚姫』(2016)にも出演し、シンチーがプロデュースした『西遊記2 ~妖怪の逆襲~』 (2017)では主演を務める。ヴィン・ディーゼル主演のアクション大作『トリプルX:再起動』ではハリウッド進出を果たした。またアジア人として初めてバーバリーのブランド・アンバサダーに就任している。
|ネザ軍曹役|
宇宙連邦政府職員。オクト=バー将軍の配下で働いている。まじめで勇敢。
〈日本語版VC:石川界人〉
1952年、ミズーリ州セントルイス生まれ。奨学金を得てミズーリ州立大学でフットボール選手として活躍していたが、怪我でプロの道を断念。役者を目指し、兄弟から借りた1,000ドルを手にニューヨークに移る。オフブロードウェイの舞台やテレビで経験を積み、1983年に『愛に向かって走れ』で映画デビュー。以降『赤ちゃん泥棒』(1987)、『バートン・フィンク』(1991)、『ビッグ・リボウスキ』(1998)などコーエン兄弟作品の常連として注目を集める。ジョン・ランディス監督の『ブルース・ブラザース2000』(1998)では亡きジョン・ベルーシに代わってダン・エイクロイドの相棒を務め、達者な歌声も披露した。
アカデミー作品賞に輝いた『アーティスト』(2011)や『アルゴ』(2012)など、名脇役として多彩な作品で活躍を続けている。
|アイゴン・サイラス役|
惑星キリアン周辺を縄張りとする屈強な宇宙海賊。真珠(パール)とミュール変換(コンバーター)を狙っている。
〈日本語版VC:楠見尚己〉
1977年、イギリスのサザーク生まれ。2002年にキャスリン・ビグロー監督作『K-19』に出演し、若くして成功した。その後「ハートロッカー」や「ディファイアンス」「悪の法則」「エリザベス:ゴールデン・エイジ」等の映画にも出演している。映画以外にもイギリスのTVドラマや舞台にも数多く出演し、最近ではピュリッツァー賞受賞作”Clubourne Park”にも出演する等、幅広い場で活躍している。
|オクト=バー将軍役|
ネザ軍曹の上官。フィリット司令官同様、遅刻に厳しい。非常に生真面目で常にリスクを考えて行動している。
〈日本語版VC:関俊彦〉
1973年、明治学院大学キャンパスにて出会いグループを結成。翌1974年8月25日シングル『夏しぐれ』でデビュー。
1983年、デビュー9年目にしてシングル『メリーアン』が大ヒット。現在に至るまで日本の音楽シーンを代表するバンドとして活躍している。2014年3月、3人揃って明治学院大学を名誉卒業。同じく2014年8月25日にデビュー40年を迎えた。『メリーアン』以降2017年12月リリースのTHE ALFEE 67枚目の最新シングル『人間だから悲しいんだ』まで、チャート紙ランキングで52作品連続ベスト10入りを果たしている。一方、コンサートツアー、イベントと精力的な活動を続けており、海外公演は1998年「ニューヨーク」翌1999年には「ベルリン」にて成功をおさめている。日本のアーティストの中でも最もコンサート動員数が多いグループの一つであり、1986年の夏の野外イベント、東京湾13号埋立地における「TOKYO BAYAREA」では日本アーティストとして初の一夜で10万人を動員。ライブ通算本数は2016年11月24日に行われたコンサートで【2600本】を達成。2017年12月29日に大阪城ホールで行われた「Best Hit Alfee Final 2017 冬フェスタ」までで2662本を達成。現在も記録を更新中。
|ドーガン=ダギーズ役|
5,000の言語を扱う愉快な情報屋トリオ。3匹はいつも一緒に行動し、ローレリーヌに情報を売るために近づく。料金は3匹分かかる。
|世界連邦大統領|
1944年、オランダ、ユトレヒト州生まれ。オランダのテレビドラマ「Floris」の主演で人気を博し、ポール・ヴァーホーヴェン監督による『危険な愛』(1973)がアカデミー外国語映画賞にノミネートされて注目される。シルヴェスター・スタローン主演の刑事映画『ナイトホークス』(1981)の悪役でハリウッドに進出。リドリー・スコット監督の伝説的SF映画『ブレードランナー』(1982)で演じた人造人間ロイ・バッティ役で世界的に知られた顔となる。リチャード・ドナー監督によるロマンチックファンタジー作品『レディホーク』(1985)の気高い騎士や、ソリッドなスリラー映画『ヒッチャー』(1986)の殺人鬼役などでも強烈な印象を残し、アメリカとヨーロッパを行き来しながらコンスタントに活躍している。
1959年、パリ生まれ。1983年、 初監督作『最後の戦い』でアヴォリアッツ映画祭特別審査員賞を受賞。自らのダイバーの経験を活かした長編第三作『グラン・ブルー』(1988)がフランスで1年間にわたって上映される大ヒットとなり、世界に知られた存在となる。 ジャン・レノと子役時代のナタリー・ポートマンが主演した『レオン』(1994)、『ヴァレリアン~』の原作コミックの影響を受けたSF『フィフス・エレメント』(1997)を経て、1999年には歴史劇『ジャンヌ・ダルク』を監督。同じ年に映画スタジオ「ヨーロッパコープ」を設立する。同スタジオではプロデューサーと脚本を兼ねてアクション映画を数多く送り出し、『TAXi』(1997)、『トランスポーター』(2002)、『96時間』(2008)はいずれもシリーズ化されている。一時は映画監督業からの引退を公言していたが、2010年のアドベンチャー大作『アデル/ファラオと復活の秘薬』で撤回。以降、アウンサンスーチーの伝記映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011)、ロバート・デ・ニーロ主演のアクションコメディ『マラヴィータ』(2013)、サイバーSFアクション『LUCY/ルーシー』(2014)とジャンルを問わず精力的に活動している。
クリスタンは1938年、メジエールは1939年生まれ。共にパリ出身。幼馴染の2人は子供の頃からバンド・デシネと呼ばれるコミックに夢中になり、コンビを組んで「ヴァレリアンとローレリーヌ」に着手する。1967年に「ピロット」誌に第一作を発表。以降2010年まで続いた大長寿シリーズとなる。同シリーズのファンだったリュック・ベッソンは映画『フィフス・エレメント』(1997)の近未来的デザインをメジエールに依頼。ヴァレリアンが乗っていた空飛ぶタクシーも登場させている。クリスタンはバンド・デシネ以外にもジャズ・ピアニスト、小説家など多彩な顔を持ち、ボルドー大学のジャーナリズム学部創設にも関わっている。
1972年、カナダのオンタリオ生まれ。父親はセネガル人の外交官で母親はフランス人の理学療法士。フランスの大手映画会社ゴーモンで『フィフス・エレメント』(1997)と『ジャンヌ・ダルク』(1999)に企画開発から関わり、ヨーロッパコープを設立したベッソンに引き抜かれる形で同社のプロデューサーとなる。ギョーム・ドパルデュー主演作『天使の肌』(2002)やジョン・トラヴォルタ主演作『パリより愛をこめて』(2010) など同社の作品の製作を手掛ける。ヨーロッパコープ設立10周年を記念して、ベッソンと共に『アデル/ファラオと復活の秘薬』(2010)を手がけ、『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011)、『マラヴィータ』(2013)の製作も務めた。ベッソンとは2004年に結婚しており、公私にわたるパートナーとして3人の子供たちを育てている。
2018年9月5日(水)発売
2018年9月5日(水)より各種プラットフォームにて配信開始
2017年/フランス/原題:Valerian and the City of a Thousand Planets/英語/スコープサイズ/137分/G
配給:キノフィルムズ/木下グループ
© 2017 VALERIAN S.A.S. – TF1 FILMS PRODUCTION
※配信開始日・終了日は各プラットフォームにより異なる場合がございます。Blu-ray・DVDはメーカーウェブサイト、各小売店等にてお買い求めください。