キノフィルムズ

囚われた国家

囚われた国家

『猿の惑星:創世記』監督最新作
【地球外生命体】の支配下、レジスタンスたちの徹底抗戦を描く近未来SFサスペンス

イントロダクション

地球外生命体による侵略から9年後の2027年、シカゴ。制圧されたアメリカ政府は「統治者」の傀儡と化していた。貧富の差はかつてないほど拡大し、街は荒廃。そして市民は、この圧政に対して従属する者と反抗する者に分かれた。自由を取り戻すために秘かに結成されたレジスタンス・グループは、市内スタジアムで開催される統治者による団結集会への爆弾テロを計画するが―。
製作・監督・脚本は、『猿の惑星:創世記』(11)を手掛けた鬼才、ルパート・ワイアット。『アルジェの戦い』(66)、『影の軍隊』(69)を参考に、複雑なテロ計画の連絡~準備~決行のプロセスを緻密かつ緊張感たっぷりに描き上げた。さらに地球外生命体の管理下に置かれた政府による不都合な事実の隠蔽、メディアを巻き込んだ情報操作など、暴走する権力の危険性にも鋭く斬り込んでいる。
「囚われた国家」のなかで、権力に従うのか、抗うのか? そして何のために生きるのか―? 見る者に根源的な問いを投げかける問題作が誕生した。

ストーリー

2018年、シカゴ。突如現れた地球外生命体=エイリアンの侵略を受け、街は大混乱に陥った。アフリカ系警察官のジョン・ドラモンドの一家4人は、車で市内からの脱出を試みる。しかしジョンと妻はエイリアンに虐殺され、15才の長男ラファエルと11才の次男ガブリエルは九死に一生を得て生き延びた―。
9年後の2027年、世界の主要都市はエイリアン=統治者の支配下に置かれていた。その傀儡となったアメリカ政府はシカゴに戒厳令をしき、市内中心部「閉鎖区域」の地下にエイリアン居住区を建設、彼らの天然資源採掘に協力している。市民は体制支持の富裕層、反体制の貧民層に二分されており、政府はドローンによる監視と密告の奨励、そして“ザ・ローチ”と呼ばれる特捜班が、日々反体制勢力への圧力を強めていた―。

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劇場公開日
2020年4月3日(金)
時間
109分
スタッフ
監督・脚本・製作:ルパート・ワイアット
キャスト
ジョン・グッドマン
アシュトン・サンダース
ジョナサン・メジャース
ヴェラ・ファーミガ