キノフィルムズ

近日公開

対外秘

11月15日(金)、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開

韓国初登場No.1!『悪人伝』監督最新作

生と死を分ける極秘文書。
権力闘争の表と裏を描き切る絶対予測不能サスペンス

イントロダクション

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韓国で公開されるや、世界的大ヒット作『THE FIRST SLAM DUNK』を抑えて、初登場No.1を記録。さらに、カナダ、イタリア、ハワイ、オーストラリア、イランなどの映画祭に出品され、各国の観客を映像・物語・演技、そのすべてで圧倒した2024年必見の話題作。
出演は韓国映画界のトップに立つ、『工作 黒金星と呼ばれた男』のチョ・ジヌン、伝説の存在となった『KCIA 南山の部長たち』のイ・ソンミン、大注目の『犯罪都市 PUNISHMENT』のキム・ムヨル。監督は『悪人伝』で世界を震撼させたイ・ウォンテ。
権力を競い合う表社会の政治闘争と、莫大な金を巡り命まで奪い合う裏社会の死闘が交錯!極秘文書を巡る緊迫感MAXの攻防劇を、一切のタブー無しで描き切り、絶対に予測できない結末へと観る者を突き落とす、息もできない驚愕のサスペンスがついに日本上陸。

ストーリー

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1992年、釜山。党の公認候補を約束されたヘウンは、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが、陰で国をも動かす黒幕のスンテが、公認候補を自分の言いなりになる男に変える。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した〈極秘文書〉を手に入れ、チームを組んだギャングのピルドから選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々からの絶大な人気を誇るヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが戦慄の逆襲を仕掛ける。だが、この選挙は、国を揺るがす壮絶な権力闘争の始まりに過ぎなかった──。

チョ・ジヌン

【ヘウン】公認候補を外された政治家

1976年3月3日生まれ。
俳優チョ・ジヌンは、生まれついての役者として知られる。ほんの端役からキャリアをスタートしてトップの座に昇りつめた彼は、『悪いやつら』で残忍なギャング、キム・バンホを演じて一躍有名になった。その後、『最後まで行く』の悪徳刑事パク・チャンミン、アクション映画『バトル・オーシャン 海上決戦』で日本軍の大将、『お嬢さん』の上月など当たり役が続いた。またテレビでも、「シグナル」などのシリーズ番組でお馴染みの俳優である。今作のヘウン役も彼のキャリアにとって極めて重要な役になることは間違いない。イ監督とは、2017年の『大将キム・チャンス』に続き、2度目のコラボレーションとなった。

<主な出演作>
『警官の血』(20)、『権力に告ぐ』(19)、『パーフェクト・バディ 最後の約束』(19)、『王と道化師たち』(19)、『完璧な他人』(18)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)、『毒戦 BELIEVER』(18)、『大将キム・チャンス』(17)、『犯罪都市』(17)、『犯人は生首に訊け』(17)、『お嬢さん』(16)、『暗殺』(15)、『バトル・オーシャン 海上決戦』(14)、『群盗』(14)、『最後まで行く』(14)

「ヘウンは、自分の意志に反して堕落してゆく男です。チョ・ジヌンは一瞬にしてヘウンの感情を変えることができました」と、イ監督は語る。

イ・ソンミン

【スンテ】全てを支配する闇の権力者

1968年12月4日生まれ。
どんな役を演じていても、イ・ソンミンのオーラはスクリーン上に滲み出す。第71回カンヌ国際映画祭の招待作品『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』では、北朝鮮の最高幹部という重要な役を、正確無比な北朝鮮なまりと抑制を効かせたリアクションで思う存分演じてみせた。『KCIA 南山の部長たち』では、歴史上の問題人物、パク・チョンヒ大統領を見た目も話し方も本人そっくりに演じて観客を驚かせた。テレビ番組「財閥家の末息子 ~Reborn Rich~」の家長チン・ヤンチョル役は最高の当たり役だった。『対外秘』では、釜山で権勢をふるっている黒幕スンテを演じる。外見と足をひきずる仕草でキャラクターの特徴を完成させ、役に入り込んだ。

<主な出演作>
『復讐の記憶』(22)、『手紙と線路と小さな奇跡』(21)、『ハント』(20)、『KCIA 南山の部長たち』(20)、『権力に告ぐ』(19)、『ビースト』(19)、『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』(19)、『目撃者』(18)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)、『リアル』(17)、『華麗なるリベンジ』(15)、『ビッグマッチ』(14)、『群盗』(14)、『さまよう刃』(14)

「スンテというキャラクターで一番大事なステップは、イ・ソンミンをキャスティングしたことでした。最初は穏やかなオーラを放っているんですが、凄みのある目と声で、スンテというキャラクターを完成させてくれました」と、イ監督は語る。

キム・ムヨル

【ピルド】一攫千金を狙うヤクザ

1982年5月22日生まれ。
俳優キム・ムヨルは23年にわたってその演技力を披露してきた。『悪人伝』では「狂犬」と呼ばれる刑事チョン・テソクを、『正直政治家 チュ・サンスク』では政治家の秘書パク・ヒチョルを、『声/姿なき犯罪者』では振り込め詐欺の主犯クァクを、テレビ番組「未成年裁判」では判事チャ・テジュを演じた。千の顔を持つ役者と言われるキムが今作で演じるのは、富と権力を渇望する暴力的なギャング。

<主な出演作>
『犯罪都市 PUNISHMENT』(24)、『声/姿なき犯罪者』(21)、『正直政治家 チュ・サンスク』(20)、『スペース・スウィーパーズ』(20)、『食われる家族』(20)、『悪人伝』(19)、『人狼』(18)、『記憶の夜』(17)、『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』(17)、『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』(15)

「キムは入念に準備をする上に、カメラの前で自主的に素晴らしい演技をする俳優なので、状況に応じて最適な演技をしてくれました。誠実だし巧みな俳優です」と、イ監督は語る。

ウォン・ヒョンジュン

1980年6月2日生まれ。
『悪人伝』や『鬼手』で観客に大きな感銘を与えたウォン・ヒョンジュンが演じるのは、ヘウンとピルドの仲間になる、釜山を拠点に怪しげなビジネスをしている男だ。ウォンの荒々しい魅力とギャングらしい立ち居振る舞いによって、主演俳優たちとの素晴らしいケミストリーがスクリーン上に生まれた。ハンモは脚本段階からキャスティングに至るまでに最も時間を要したキャラクターの一人。

【主な出演作】
『警官の血』(22)、「模範家族」(22)、「梨泰院クラス」(20)、『鬼手』(19)、『幼い依頼人』(19)、『暗数殺人』(19)、『パズル 戦慄のゲーム』(18)、『ゴールデンスランバー』(18)、『暗殺』(15)

「ヘウンとピルドと並んでいるときにも二人のエネルギーに負けないくらいの存在感がハンモには必要だった」と、イ監督は語る。

キム・ミンジェ

1979年3月2日生まれ。
長年にわたりさまざまな役で主役を食う演技を披露してきたキム・ミンジェが演じるのは、公務員ムン・ジャンホ。『事故物件 歪んだ家』、『新感染半島 ファイナル・ステージ』への出演で広く知られるようになったキム・ミンジェの優れた演技力に着目したイ監督自ら、今作の脚本を彼に渡したという。

【主な出演作】
『犯罪都市 PUNISHMENT』(24)、『犯罪都市 NO WAY OUT』(23)、『震える家族』(22)、『事故物件 歪んだ家』(22)、『アジアの天使』(21)、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20)、『無双の鉄拳』(18)、『ビューティー・インサイド』(15)

「私の期待をはるかに上回る演技で、汚職をはたらく公務員に命を吹き込み、役柄にさらなる深みを加えてくれました」と、イ監督は語る。

パク・セジン

1996年9月6日生まれ。
新人のパク・セジンは、千人以上が参加したオーディションを勝ち抜いて役を獲得した。テレビドラマ「ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-」や映画『未成年』への出演で注目を集めた彼女が演じるのは、敏腕記者ソン・ダナだ。必要とあらば厄介な存在となり、上司に逆らうときには頑固一徹になるこの役は、パクそのものだ。撮影現場でスタッフの尊敬を集める演技を披露した彼女は、これからが楽しみな注目すべき次世代俳優の一人である。

【主な出演作】
「ハイクラス~偽りの楽園~」(21)、「ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-」(20)、『未成年』(19)

キム・ユンソン

1981年12月19日生まれ。
『大将キム・チャンス』『悪人伝』に続いて、イ監督作品への出演となるキム・ユンソンが演じるのは、選挙管理委員会のパク・サンマン。清廉潔白な男が、権力者からの脅しに揺れる様を繊細な演技で表現する。

【主な出演作】
『壁越しの彼女』(23)、『悪人伝』(19)、『大将キム・チャンス』(17)、『殺戮にいたる山岳』(16)

ソン・ヨウン

1983年8月4日
「ゴールデンスプーン」でトシングループ会長の妻ソ・ヨンシン役を熱演したソン・ヨウンが今作で演じるのは、ヘウンの妻・サンミ。作品ごとに違った魅力を披露している彼女が、厳しくも優しい政治家の妻をコミカルに仕上げる。

【主な出演作】
「ゴールデンスプーン」(22)、『最も普通の恋愛』(19)、『Be With You ~いま、会いにゆきます』(18)、「バッドパパ」(18)、「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」(18)、『保安官』(17)、『コインロッカー』(15)

スタッフ

  • 監督:イ・ウォンテ

    『恋は命がけ』のプロデューサーとしてキャリアをスタートしたのち、『PAPA(原題)』(12)と『GABI ~国境の愛~』(12)でストーリー作りに携わったほか、『朝鮮魔術師』(15)の原案を担当。韓国映画界では、名ストーリーテラーとして知られてきた。実在した独立運動家金九の物語『大将キム・チャンス』(17)で、監督デビューを果たし、その演出を称賛された。次作『悪人伝』(19)は、キャラクターの固定概念を打破し、第72回カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニングで上映された。韓国における観客動員数は330万を超えた。

対外秘

2023年/韓国/原題:대외비(英題:THE DEVIL'S DEAL)/韓国語/カラー/スコープ/5.1ch/116分/G
提供:木下グループ/配給:キノフィルムズ
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