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2021年5月19日(水)より各種プラットフォームにて配信開始
『猫が行方不明』『スパニッシュ・アパートメント』セドリック・クラピッシュ監督 最新作!
こんな時代だからこそ、人の温もりを感じたい。SNSでは埋められない孤独や不安。
本当の愛を知らないすべての大人たちへ――
パリに暮らす不器用な男女の出会いを描くフレンチ・ラブストーリー!
パリの隣り合うアパートメントでひとり暮らしをしている30歳のメラニーとレミー。がんの免疫治療の研究者として働くメラニーは、元恋人との恋愛を引きずりながらも仕事に追われる日々を過ごしていた。一方、倉庫で働くレミーは、同僚が解雇されるも自分だけ昇進することへの罪悪感とストレスを抱えていた。その影響から、メラニーはいくら寝ても寝足りない過眠症に、レミーは眠れない不眠症に苦しむ日々が続き、2人はそれぞれセラピーに通い始める。
そんな中、友人からマッチングアプリを勧められたメラニーは、出会った男性たちと一夜限りの関係を繰り返していたが、過去の失恋で空いた心の穴を埋められずに思い悩む。かたや、元同僚への罪悪感を抱えながら孤独な日々を送るレミーは、職場で出会った女性とデートをするも、うまく距離を縮めることができない。
都会の喧騒の中で、同じ電車に乗り、同じ店で買い物をして、同じように孤独を埋められない2人は、道ですれ違うことはあっても知り合うことはない。世界で最も美しい街・パリに住む2人の人生が交わることはあるのか? そして、その出会いは2人の人生を変えるものとなるのか?
1988年8月1日、フランス・パリ出身。名優イポリット・ジラルドと女優イザベ ル・オテロを両親に持ち、映画・テレビ・舞台などで幅広く活躍。2010年、カンヌ国際映画祭で公式上映された『消えたシモン・ヴェルネール』での演技が高く評価され注目される。以降 、フランス映画の新星として注目を集め、『最後のマイ ウェイ』(12)に出演。映画界でキャリアを積む一方、演劇界にも進出。2014年、シェイクスピア原作フランス語版「ロミオとジュリエット」のジュリエット役を演じる。セドリック・クラピッシュ監督の『おかえり。ブルゴーニュへ』(17)ではジュリエット役で出演し、弟・ジェレミー役のフランソワ・シヴィルと共演。
1989年1月29日、フランス・パリ出身。舞台俳優として経験を積んだ後に人気コメディ映画『LeCactus』(05)で映画デビュー。マイケル・ファスベンダー主演の『FRANK -フランク-』(14)に出演し、 第72回カンヌ国際映画祭で、将来の活躍が期待される若手俳優に贈られる「ショパール・トロフィー」を受賞。セドリック・クラピッシュ監督の『おかえり、ブルゴーニュへ』(17)にアナ・ジラルド演じるジュリエットの弟・ジェレミー役で出演。また、2019年には『ウルフズ・コール』で主演に抜擢。フランスで同年に公開された『私の知らないわたしの素顔 』への出演や、日本公開を控える『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』では主演を演じている。
1961年9月4日、フランス・ヌイイ=シュル=セーヌ出身。ニューヨーク大学で映画制作を学ぶ。1985年フランスに戻り、レオス・カラックスの作品のスタッフなどを務める。1992年、初めての長編映画『百貨店大百科』でセザール賞にノミネートされ、注目を集める。その後、『猫が行方不明』(96)ではベルリン国際映画祭の映画批評家協会賞を受賞。以降は、『スパニッシュ・アパートメント』(01)、『ロシアン・ドールズ』(05)、『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』(13)からなる〝青春三部作″や、『おかえり、ブルゴーニュへ』(17)を監督。