"安倍晴明の生誕1100年"を記念したアニバーサリー作品として、原作・夢枕獏の全面協力のもとに映画化。
監督・脚本は佐藤嗣麻子(『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズ)が担当。夢枕獏が「『陰陽師』の映画化をするならこの人に」と望み、最強の布陣が実現した。
日本全国各地で大規模撮影を行った本作。破格のスケール感に呪文や記号に彩られたこだわりの美術や衣装が加わり、
綿密に構成された美しく壮大な世界が完成した。山﨑賢人による全く新しい若き安倍晴明が、日本中を魅了する。
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁――《陰陽寮》が政治の中心だった平安時代。呪術の天才と呼ばれる若き安倍晴明は陰陽師を目指す学生とは真逆で、陰陽師になる意欲や興味が全くない人嫌いの変わり者。
ある日晴明は、貴族の源博雅から皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。衝突しながらも共に真相を追うが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す――。