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2024年4月3日(水)より各種プラットフォームにて配信開始
「次世代のタランティーノ、現る!」と大注目された、アナ・リリ・アミリプール。2014年に長編映画監督デビュー作『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』がサンダンス映画祭で絶賛され、ゴッサム・アワードでユニークかつオリジナリティ溢れるセンスを発揮する新進映画監督に贈られるビンガム・レイ賞を受賞する。さらに、スキ・ウォーターハウスを主演に、キアヌ・リーヴス、ジム・キャリーが共演した監督第2作目の『マッドタウン』では、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞した輝ける才能だ。
その後、ギレルモ・デル・トロが企画・製作総指揮を務めたオムニバス作品「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」に監督の一人として参加するなど、独自の道を迷いなく進み続けるアナ・リリ・アミリプールの長編映画監督第3作が遂に日本を来襲。起承転結のすべてが全く予測できないオリジナル脚本も、自ら手掛けた。スタイリッシュな映像に魅せられ惑わされるうちに、観る者の「いったいどこに連れて行かれるのか」という驚きと緊張が、興奮と悦びに変わっていく作品を完成させた。
少女の名前は、モナ・リザ。だけど、決して微笑まない。12年もの間、精神病院に隔離されていたが、赤い満月の夜、突如“他人を操る”特殊能力に目覚める。自由と冒険を求めて施設から逃げ出したモナ・リザが辿り着いたのは、サイケデリックな音楽が鳴り響く、刺激と快楽の街ニューオーリンズ。そこでワケありすぎる人生を送ってきた様々な人々と出会ったモナ・リザは、自らのパワーを発揮し始める。いったい彼女は何者なのか。まるで月に導かれるように、モナ・リザが切り開く新たな世界とは──?
1979年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。キャメロン・クロウ監督の『あの頃ペニー・レインと』(00)でアカデミー賞🄬にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞を受賞し一躍注目される。近年では、『ライフ・ウィズ・ミュージック』(21)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。その他の代表作は、ロバート・アルトマン監督の『Dr.Tと女たち』(00)、シェカール・カプール監督の『サハラに舞う羽根』(02)、全世界で2億ドル以上の興行収入を上げた『10日間で男を上手にフル方法』(03)、ロブ・ライナー監督の『あなたにも書ける恋愛小説』(03)、ジェームズ・アイヴォリー監督の『ル・ディヴォース/パリに恋して』(03)、ゲイリー・マーシャル監督の『プリティ・ヘレン』(04)、1億ドル以上の興行収入を達成した『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』(06)、製作も手掛けた『ブライダル・ウォーズ』(09)、ロブ・マーシャル監督の『NINE』(09)、ジュリア・ロバーツ、ジェニファー・アニストン共演の『マザーズ・デイ』(16) など。大ヒットアニメーション『カンフー・パンダ3』(16)では声優を務める。
1994年、韓国、ソウル生まれ。『バーニング 劇場版』(18)の第1回オーディションで、名監督イ・チャンドンに発掘され、スターとしてブレイクした。同作は第91回アカデミー賞🄬で、韓国映画として史上初めて外国語映画賞最終選考9作品に残る。ジョンソ自身も、権威ある青龍映画賞、大鐘賞映画祭、釜日映画賞、ザ・ソウル・アワード、そしてアジア・アーティスト・アワードにノミネートされる。それ以前にプロとしての演技は未経験だったが、韓国映画のスターや、韓国ポップカルチャーの有名人たちと肩を並べる存在となる。その後、Netflix配信映画『ザ・コール』(20)で、百想芸術大賞と釜日映画賞の最優秀女優賞を受賞する。さらに、『恋愛の抜けたロマンス』(21)、Netflix配信ドラマ「ペーパー・ハウス・コレア:統一通貨を奪え」(22)などに出演。本作でハリウッドデビューを果たす。
1971年、アメリカ、イリノイ州生まれ。シカゴの公立学校で教師をしていたが、コメディアンの道を進む決意をし、スタンドアップ・コメディアンとしてキャリアをスタートさせる。1998年にモントリオールで開催されたコメディ・フェスティバル「Just for Laughs」に出演し注目を集め、国内各地の会場やフェスティバルでソロパフォーマンスを披露したり、バンド「The Nasty Delicious」として出演したりしている。TVシリーズ「ジ・オフィス」(05~07)で広く知られる。主な出演作は、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(07)、『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(13)、『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』(10)とその続編(15)、『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』(14)、『トラジディ・ガールズ』(17)、『ルディ・レイ・ムーア』(19)、『名探偵ティミー』(20)、『ソングバード』(20)など。
1983年、イギリス、ロンドン生まれ。2013年には、スクリーン・インターナショナル誌で、英国の次世代の逸材を紹介する「明日のスター」の1人に選ばれる。主な出演作は、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編-」(13)、『バトルフィールド』(14)、『トランスポーター イグニション』(15)、『マッド・ドライヴ』(15)、『デッドプール』(16)、バリー・ジェンキンズ監督の『ビール・ストリートの恋人たち』(18)、『インビジブル 暗殺の旋律を弾く女』(18)、Netflix配信映画『TAU/タウ』(18)、ローランド・エメリッヒ監督の『ミッドウェイ』(19)、『マレフィセント2』(19)、ロバート・ロドリゲス監督の『アリータ:バトル・エンジェル』(19)、 Netflix配信映画『あの頃輝いていたけれど』(22)。ザック・スナイダー監督のNetflix映画『レベル・ムーン(原題)』2部作の公開も控えている。
長編映画監督デビュー作『ザ・ヴァンパイア 〜残酷な牙を持つ少女〜』は、2014年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催されたNew Directors/New Filmsシリーズのオープニング作品に選ばれる。さらに、ドーヴィル・アメリカ映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭でも受賞し、ゴッサム・アワードでは、主流とは一線を画す個性的な創作ヴィジョンと冒険性のあるスタイルを持つ新人映画監督に与えられるビンガム・レイ賞に輝く。長編映画監督2作目の『マッドタウン』(出演:スキ・ウォーターハウス、ジェイソン・モモア、キアヌ・リーヴス、ジム・キャリー)は、2016年のヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され審査員特別賞を受賞。ザ・ハリウッド・リポーターに「暴力と夢幻が、魔法のように混ざり合っている」と絶賛される。
TVシリーズでは、「レギオン」(18)、J・J・エイブラムスとスティーヴン・キングが製作総指揮を担当した「キャッスルロック」(18)の1エピソード、「トワイライト・ゾーン」(19~20)の2エピソード、ケイト・ブランシェットがナレーションを担当した「Homemade/ホームメイド」(20)、ギレルモ・デル・トロ企画・製作総指揮の「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」(22)の1エピソードを手掛ける。そのほか、2018年にはKENZOとカレン・Oがコラボレーションし、水原希子が出演したショートフィルム「YO! MY SAINT」の監督も務めている。