キノフィルムズ

近日公開

LOST LAND/ロストランド

2026年4月、ヒューマントラストシネマ有楽町、 kino cinéma新宿、ポレポレ東中野他にて公開

それでもぼくらは進む。この先に未来があると信じて──。
迫害されたロヒンギャ難民の幼い姉弟が家族との再会を願い、命がけで国境を越えていく、希望のロードムービー。

イントロダクション

日本で暮らすミャンマー人家族を描いたデビュー作『僕の帰る場所』(2017)が高く評価され、ベトナム人技能実習生を題材にした『海辺の彼女たち』(2020)ではPFF第3回大島渚賞や新藤兼人賞を受賞し、映画界の注目を集めた藤元明緒監督による待望の長編第3作目『LOST LAND/ロストランド』。世界三大映画祭の一つである第82回ベネチア国際映画祭にてワールドプレミア上映されると1500席の会場が満員。上映終了後には大勢の観客によるスタンディングオベーションが巻き起こり、会場の Sala Darsena は熱気に包まれた。
日本・フランス・マレーシア・ドイツ国際共同製作のもと全編海外ロケで撮影された本作は、容赦のない現実と幻想的な表現が入り混じる世界観の中、子どもの視点から難民たちが辿る過酷な密航の旅路を描く。主演をつとめたシャフィとソミーラの姉弟をはじめ、総勢200名を超えるロヒンギャたちが出演する長編映画は世界初であり、演技未経験ながら故郷を追われた当事者である彼らの声と眼差しは、映画の世界にリアルな強度を与えている。

ムハマド・ショフィック・リア・フッディンソ

ミーラ・リア・フッディン

スタッフ

  • 脚本•監督•編集:藤元明緒

LOST LAND/ロストランド

企画・製作:E.x.N  配給:キノフィルムズ 宣伝:ミラクルヴォイス
【2025年/日本=フランス=マレーシア=ドイツ/ロヒンギャ語/カラー/1.5:1/5.1ch/ドラマ/99分/原題:HARÀ WATAN】

©️2025 E.x.N K.K.