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近日公開

『ラスト・ブレス』

9月26日(金)、新宿バルト9他にて公開

酸素残量はわずが10分――
“生存確率0%”からの脱出に挑む、
驚愕の実話に基づくサバイバルスリラー!

イントロダクション

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先の2月に全米公開され、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで興収チャート初登場2位のスマッシュ・ヒットを記録!世界中の海底に張り巡らされたパイプラインや通信ケーブルを守る飽和潜水士は、“地球上で最も危険を伴う職業”のひとつと言われている。事故によって一人のダイバーが深い海底に取り残されたとき、生存確率が刻一刻とゼロに近づいていくタイムリミットが“息もつけない”サスペンスを生み出し、それでも救出を諦めない仲間達の不屈の精神や、全力で職務を全うする船員達が織りなす、熱いレスキュー・ドラマとしても見ごたえのある作品となった。

ストーリー

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潜水支援船のタロス号が北海でガス・パイプラインの補修を行うため、スコットランドのアバディーン港から出航した。ところがベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)、プロ意識の強いデイヴ(シム・リウ)、若手のクリス(フィン・コール)という3人の飽和潜水士が、水深91メートルの海底で作業を行っている最中、タロス号のコンピュータ・システムが異常をきたす非常事態が発生。制御不能となったタロス号が荒波に流されたことで、命綱が切れたクリスは深海に投げ出されてしまう。クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は、わずか10分しかもたない。海底の潜水ベルにとどまったダンカンとデイヴ、タロス号の乗組員はあらゆる手を尽くしてクリスの救助を試みるが、それはあまりにも絶望的な時間との闘いだった……。

ウディ・ハレルソン

│ダンカン│
1961年7月23日生まれ、アメリカ・テキサス州ミッドランド出身。オハイオ州レバノンで育ち、インディアナ州のハノーバー大学で演劇を学んだ。大学卒業後、ニューヨークに移り、舞台俳優としてャリアをスタート。テレビシリーズ『チアーズ』(85~93)で人気を博し、映画界へ進出。映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)で強烈な印象を残し、『ラリー・フリント』(96)や『メッセンジャー』(09)、『スリー・ビルボード』(17)でアカデミー賞にノミネートされるなど、実力派俳優として地位を確立している。
2014年のテレビシリーズ『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1では、マシュー・マコノヒーと共演し高い評価を得た。その他の主な映画出演作には、『ノーカントリー』(07)、『ゾンビランド』シリーズ(09、19)、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)、『ハンガー・ゲーム』シリーズ(12~15)、『グランド・イリュージョン』シリーズ(13,16)などがある。

シム・リウ

│デイヴ│
1989年4月19日生まれ、中国・ハルビン出身。4歳でカナダ・オンタリオ州ミシサガに移住した。大学でビジネスを学び、2011年にウェスタンオンタリオ大学を卒業後、会計士として働いた。その後俳優業に転身、スタントマンとしても活動を開始。キャリアのスタートは映画『パシフィック・リム』(13)へのエキストラ出演だった。ドラマ『Blood and Water』(17)に出演して賞にノミネートされるなど評価され、ホームコメディ『Kim's Convenience』(16~21)で主人公の息子ジャン・キム役を演じ、注目を集めた。2021年、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でタイトルロールを演じ、アジア系俳優として初めてMCUの主役を務め高く評価された。続いて2023年には映画『バービー』でケン役を演じ、再び注目を浴びた。
2022年には自伝『We Were Dreamers: An Immigrant Superhero Origin Story』を出版し、家族の移民経験や自身のアイデンティティ、キャリアの軌跡を綴った。
他の主な出演作品は、ドラマ『96時間 ザ・シリーズ』(17)、映画『シミュラント 反乱者たち』(24)など。現在は2026年公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の撮影中。

フィン・コール

│クリス│
1995年11月9日生まれ、イギリス・ロンドン出身。兄は俳優のジョー・コールで、演技の世界に興味を持つきっかけとなった。2012年の映画『Offender』で子役としてデビュー。Netflixのドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』(14~19)でマイケル・グレイ役を演じて広く知られるようになった。その後テレビ映画『夜の来訪者』(15)を経て、ドラマ『アニマル・キングダム』(16~21)に出演し、着実にキャリアを積んだ。映画では、ホラーコメディ『スローターハウス・ルールズ』(18)や、ラブストーリー『ドリームランド』(19)などに出演。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(21)への出演で注目を集め、Netflixの心理スリラー映画『ロックド・イン/囚われ』に出演したほか、2024年には舞台「Red Speedo」で主演を務めるなど、活躍の場を広げている。

スタッフ

  • 監督・脚本・製作:アレックス・パーキンソン

    イギリスを拠点に活動する映画監督・脚本家・ドキュメンタリー作家。BBCやナショナルジオグラフィック、HBOなど国際的なメディアと多数の作品を手がけ、人間の極限状況や自然との関わりをテーマにしたリアルで緊張感あふれる映像表現で高く評価されている。
    代表作には、実話に基づく海洋ドキュメンタリー『Last Breath』(2019)、人間のように育てられたチンパンジーの物語『Lucy the Human Chimp』(2021)、そして野生動物と人間の共存を描いた『Living with Leopards』(2024)などがある。『Last Breath』は特に高い評価を受け、自身が監督を務めて劇映画化することとなった。

『ラスト・ブレス』

2025年/米・英/原題:Last Breath/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/93分/G
提供:木下グループ/配給:キノフィルムズ
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