キノフィルムズ

公開終了
2018年5月12日(土)公開

孤狼の血

≪警察小説×『仁義なき戦い』≫
ベストセラー小説「孤狼の血」東映で映画化決定!

イントロダクション

物語の舞台は暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いていることから、≪警察小説×『仁義なき戦い』≫と評されるこの小説は、まさに東映でしか完成させることのできない作品。
平成の時代にあえて血湧き肉躍る昭和の男たちの熱き物語を打ち出すことは暴挙なのか、新たなる日本映画の幕開けなのか―。
各社との争奪戦の末に映画化権を勝ち取った東映が贈る渾身の作品に、どうぞご期待ください!

「日本ミステリ史に残る、今世紀最高の悪徳警官小説だ」(書評家/茶木則雄)
原作は2015年に発売となり瞬く間にベストセラーとなった小説「孤狼の血」。原作者・柚月裕子は「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語る。
「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位。更に「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。
原作の魅力に取りつかれた読者からは「アウトローがアウトローとして生きることを許された時代を背景に、もうひとつの正義に涙!」など絶賛の声があがった。著名人からも多くのコメントが届き、書評でも太鼓判を押された作品。
『仁義なき戦い』(シリーズ1作目)から44年。≪警察小説×『仁義なき戦い』≫と評される本作の映画化に際し、昨今の地上波や日本映画ではお目にかかることのできない、熱き男たちの“カタルシス”と“ヴァイオレンス”は観る者の魂をエモーショナルに揺さぶることだろう。撮影は呉原市のモデルとなった広島・呉市で敢行し、日本映画界を代表するスタッフ・キャストで挑む。

2018年/日本/126分/R15
配給:東映
©2018「孤狼の血」製作委員会