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2022年4月13日(水)より各種プラットフォームにて配信開始
田辺聖子の同名短編小説を犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴を迎えて実写映画化した『ジョゼと虎と魚たち』。その年の数々の映画賞を受賞し、20年近く経った今も全く色褪ることなく、青春恋愛映画の金字塔として愛され続けている。そして今年、日本映画史に足跡を残した珠玉作が、昨今勢いのある韓国映画界の手によってリメイクされ、新たな究極の純愛ラブストーリーとして生まれ変わる──。
主人公のジョゼを演じたのは「知ってるワイフ」や「ある春の夜に」などに出演し、韓国ドラマ界で“ラブコメの女王”として活躍するハン・ジミン。『虐待の証明』では、韓国最大の映画賞で主演女優賞を受賞するなど幅広い演技力が高く評価されている。そして、青年ヨンソク役には、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」に主演するなど、いま最もホットな若手俳優であるナム・ジュヒョク。監督を務めたキム・ジョングァンは、日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、四季が織りなす映像美を背景に、官能的でみずみずしい美しさにあふれた二人の物語を撮り上げた。
ジョゼとヨンソクの“奇跡の純愛”が映画館であなたを待っている
卒業を控えた大学生のヨンソクは、ある日、道端に倒れている車椅子の女性に遭遇する。彼女家まで送り届けたヨンソクは、お礼に夕飯を振る舞われる。足が不自由な彼女は祖母と二人で暮らしていた。ジョゼと名乗る彼女は本で知識を得ることが好きで、独特な感性をもつ。そんな自分だけの世界観をもつ魅力的なジョゼに、ヨンソクは段々と興味をもっていく。
時々ジョゼの家を訪れるようになったヨンソクは、ジョゼには親がいなく、養護施設から逃げ出し、おばあさんに拾われてから自分の世界に閉じこもっている事を知る。その事実を知り、ジョゼへの想いを強くしたヨンソクは、大学の女友達のツテを頼って、市の補助金でジョゼの家の改装にこぎつける。だが、ヨンソクと女友達の親密そうな雰囲気を察したジョゼは彼を拒絶するのだった──。
1982年生まれ。学生の頃からモデルとして活躍をし、「屋根部屋のプリンス」(12)で注目を集め、「知ってるワイフ」(18)など、日本でも話題のテレビドラマに数多く出演をする。近年では数多くの映画にも出演し、幅広い演技力が高く評価され、『虐待の証明』(20)では青龍映画賞の主演女優賞を受賞している。
【主な出演作】
「ジキルとハイドに恋した私」(15)、『それだけが、僕の世界』(18)、「ある春の夜に」(19)
1994年生まれ。俳優だけでなく、モデルやバラエティー番組など多彩に活躍をする。「恋するジェネレーション」(15)で主演に抜擢され、『安市城 グレート・バトル』(19)では、韓国映画評論家協会賞の新人俳優賞など数々の新人賞を獲得した。近年では主演作「スタートアップ:夢の扉」が世界中で大ヒットをした。
【主な出演作】
「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」(16)、「ハベクの新婦」(17)、「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」(19)
1975年生まれ。短編映画『How to Operate a Polaroid Camera』(04)で監督デビューを果たし、韓国国内の複数の映画賞を受賞した。日本と韓国を舞台にしたオムニバス青春ドラマ『まぶしい一日』(06)や、5組のカップルが登場する『もう少しだけ近くに』(10)など、官能的な映像と微細な味わいのある演出を特徴に、独自の世界観を作り上げている。