森田健作が製作総指揮、企画、原案、脚本、出演の5役を務めた人間ドラマ。日系アメリカ人の視点から、現代日本の姿を描く。カリフォルニアで育った日系3世のエミー・ワタナベは、亡き祖父から聞いた日本に憧れを抱き、日本の大学への留学を決意する。ところが、彼女が目にした現代の日本は、義理人情やわび・さびを重んじたかつての日本とはかけ離れていた……。主演は本作で映画デビューを果たしたモデルの森本クリスティーナ。
カリフォルニアに住む日系三世のエミーは、明るくハツラツとした19歳。
高校を卒業した彼女は、念願の日本留学をすることに。憧れの国・日本への期待に胸を膨らませやってきたエミーは、遠い親戚にあたる宮本健一と妹のさおりが営む八百屋で間借りする。
しかし亡くなった祖父の話から義理人情に厚く、礼節を重んじ、ワビとサビと大和魂の国をイメージしていたエミーは、自分の理想からかけ離れた日本の現実に落胆する。
2006年/日本/111分
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
©2006「I am 日本人」製作委員会