キノフィルムズ

ヒューマン・ボイス
近日公開

ヒューマン・ボイス

11月3日(木)、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテ他にて公開

ジャン・コクトーの戯曲「人間の声」を
アルモドバルが自由に翻案、自身初の英語劇に挑戦!
ティルダ・スウィントンが一人芝居で魅せる30分間!

イントロダクション

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1人の女が元恋人のスーツケースの横で、ただ時が過ぎるのを待っている。スーツケースを取りに来るはずが、結局姿を現さない。傍らには、主人に捨てられたことをまだ理解していない落ち着きのない犬がいる。女は待ち続けた3日間のうち、1度しか外出をしていない。その外出先で、斧と缶入りガソリンを買ってくる。女は無力感に苛まれ、絶望を味わい、理性を失う。様々な感情を体験したところで、やっと元恋人からの電話がかかってくるが・・・

ストーリー

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人間の声(La Voix humaine)
1930年に発表したジャン・コクトーの戯曲。作曲家フランシス・プーランクが音楽を付けた全一幕のオペラは、この戯曲を原作としている。電話による会話、登場人物がソプラノ1人で演じる「モノ・オペラ」。
1959年パリのオペラ・コミック座での初演では、演出と舞台美術をコクトーが担当。

ティルダ・スウィントン

1960年11月5日生まれ、イギリス、ロンドン出身。祖先はスコットランドの名家。ケンブリッジ大学を卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで演劇を学び、デレク・ジャーマン監督『カラヴァッジオ』(86)で映画デビューを果たし、同監督作品の常連となる。1991年『エドワードⅡ』でヴェネツィア国際映画祭最優秀女優賞を受賞。『ザ・ビーチ』(99)でハリウッドへ進出、『ディープ・エンド』(01)でゴールデン・グローブ賞主演女優賞ノミネートされる。さらに『コンスタンティン』(05)、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(05)などの出演を経て、『フィクサー』(07)ではアカデミー賞助演女優賞を受賞する。主な出演作に、『オルランド』(92)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)、『少年は残酷な弓を射る』(11)、『ムーンライズ・キングダム』(12)、『オンリー・ラヴァ―ズ・レフト・アライヴ』(13)、『スノーピアサー』(13)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、『ドクター・ストレンジ』(16)、『サスぺリア』(18)、『デッド・ドント・ダイ』(19)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(20)、『MEMORIAメモリア』(21)など。公開待機作は『Three Thousand Years of Longing』(22)。

スタッフ

  • 監督・脚本:ペドロ・アルモドバル

    1951年9月25日生まれ、スペイン・ラ・マンチャ出身。小説、音楽、演劇などさまざまな分野の芸術活動を繰り広げ、独学で映画作りを学んだ。『セクシリア』(82)、『バチ当たり修道院の最期』(83)、『欲望の法則』(87)、『神経衰弱ぎりぎりの女たち』(87)、『ハイヒール』(91)などで世界的に注目される。“女性賛歌3部作”の1作目にあたる『オール・アバウト・マイ・マザー』(98)でアカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭監督賞など数多くの賞を獲得した。続く『トーク・トゥ・ハー』(02)もアカデミー賞脚本賞に輝く。前作『ペイン・アンド・グローリー』(19)は、カンヌ国際映画賞でワールドプレミアされ、アントニオ・バンデラスが主演男優賞を受賞、さらにアカデミー賞では2部門(国際長編映画賞・主演男優賞)にノミネートされるなど、各国から絶賛され高い評価を受ける。近年はプロデューサー業などで若い才能を見出している。『A Manual for Cleaning Woman(原題)』、『Strange Way Of Life(原題)』の撮影が控えている。

  • 原作:ジャン・コクトー

    詩人、小説家、劇作家、画家、映画監督、脚本家、評論家など多彩な芸術家。
    7月5日、フランス、パリ郊外メゾン=ラフィットの裕福な家庭に生まれる。9歳の時に父親がピストル自殺。次第に文学に没頭し、1909年に最初の詩集「アラディンのランプ」を自費出版する。この頃はすでに社交界でも目立つ存在となり、モンパルナスの多くの芸術家とも交流を深めていく。バレエに魅了され、ロシアバレエ団バレエ・リュスの作品を手掛ける。1929年に、わずか17日間で代表作となる『恐るべき子供たち』を書き上げる。1932年、シュルレアリスムの短編作品『詩人の血』を初監督。さらに『美女と野獣』(46)で成功を収める。カンヌ国際映画祭の審査委員長を3度務め、さらにアカデミー・フランセーズ会員にも選出。1963年10月11日、親友であったエディット・ピアフの訃報にショックを受け、その日に心臓発作を起こし、74歳で死去。

ヒューマン・ボイス

2020/スペイン/原題:THE HUMAN VOICE/G/30分 
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
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