BD・DVD
2018年7月18日(水)発売
幸せってなんだろう―?自分らしく生きること?誰かを笑顔にすること?夢を叶えること?誰もが幸せを追い求めてあがき、苦しみ、時には挫折する。障がいがあればその道の険しさは想像を絶する。運命に翻弄されながらも、決してあきらめず最後に夢を実現するサリーの姿に、観客は自分を投影させ、心を震わせるだろう。幸福とは、結果ではなく、夢を諦めずに苦しみながら進んだ人生そのものなのだから。そして、心温まる友情と周囲の人々の善意がサリーを支え、サリーを支える人々もまた成長していく。嘘からはじまった“5%の奇跡”に、笑って泣いて、明日からも頑張ろうと元気が沸いてくる。
主演は、『誰よりも狙われた男』などに出演し、エスニックな野性味と端正な甘いマスクが魅力の超イケメン俳優コスティア・ウルマン。『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』のマルク・ローテムント監督が奇跡の実話を映画化し、ドイツ全土を笑いと爽やかな感動の渦に巻き込み大ヒットを記録!夢、挫折、努力、友情、そして恋愛。人生に大切なことがすべて詰まった、感涙必至のハートフル・エンターテイメント!!
サリヤは真面目で成績優秀、前途有望な学生として周囲からの期待も大きかった。しかし10代の時に突然、先天性の病気にて視覚の95%を失ってしまう。誰もが無理だという中、サリヤは一流ホテルで働くという夢をどうしても諦めることができなかった。サリヤは夢を実現するため、一世一代の“大芝居”を打つ!なんと目が見えないということを隠して、ミュンヘンにある最高級5つ星ホテルで見習いを始めるのだ。
逆境にも負けない決然とした意思を持ったサリヤ。周囲の予想を超え、親友のマックスの助けを借りながら何とか目が見えないことを隠し、ホテルスタッフからも信頼を勝ち取っていく。持ち前の明るさと努力でホテルの研修課題を順風満幡にクリアしていくのだったが、そんな折ホテルへ配送に訪れたラウラに恋をしてしまう。そして彼が慎重に築き上げて来た精巧な偽装が崩れ始めるのだった・・・。
徐々に予期せぬトラブルが起こり始め、想像以上に厳しい現実を前に、サリヤは本当の自分を見失ってしまう。
順調だったはずのホテルの研修でも問題を起こしてしまう。そしてサリヤは、夢も希望もなくしてしまいそうになるのだが・・・。
│サリヤ役│
1984年5月30日生まれ、ハンブルク出身。演劇監督のドイツ人の父とインド人バレリーナの母を持つハーフ。リドリー・スコットが製作総指揮を務めたテレビ・シリーズ「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」で国際的なキャスティングの一員となる。1996年から50を超える、テレビや映画に登場し、同世代のドイツ人俳優の中で最も名高い1人。主な出演作に『バルトの学園』(06)、『生きる源』(11)、『ガーディアン』(12)、『誰よりも狙われた男』(12)などがある。
│マックス役│
1984年1月1日生まれ、ベルリン出身。デニス・ガンゼル監督『The Wave ウエイヴ』(08)、スヴェン・タンディッケンのコメディ『パイレーツ・オブ・パルティック 12人の呪われた海賊』(09)にも出演。ドイツの若手俳優の中で不動の位置を占めており、その他、主な出演作に『シャトーブリアンからの手紙』(11)、『ぼくらの家路』(14)、『ヒトラーへの285枚の葉書』(16)などがある。
│ラウラ役│
1985年7月23日生まれ、旧東ベルリン出身。俳優ウルリッヒ・ミューエと女優イェニー・グレルマンとの間に生まれる。2002年『ビタースウィート』でデビュー。アヒム・フォン・ポリエス監督『青い棘』(04)では数々の賞を受賞した。2004年以降多くのテレビ作品にも出演。主な出演作に『血の伯爵夫人』(08)、『ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない』(14)などがある。
│クラインシュミット役│
1972年9月26日生まれ、ミュンヘン出身。多種多様な映画のゲスト出演、ドイツ・テレビ界のシリーズ物など、活躍の場を広げている。主な出演作に、オリヴィエ・アサイヤス監督『カルロス』(10)、ジュリオ・リッチャレッリ監督『顔のないヒトラーたち』(14)、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(15)、フランソワ・オゾン監督の『婚約者の友人』(16)などがある。
1968年8月26日生まれ、ドイツ出身。父は映画監督のジキ・ローテムント。
長編1作目『Das merkwurdige Verhalten geschlechtsreifer GroBstadter zur Paarungszeit(原題)』(98)で1998年度ババリアン映画賞新人監督賞を受賞。2作目『アンツ・イン・ザ・パンツ!』(00)は170万人の観客動員数を記録し、2000年の大ヒット作となる。『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(04)でベルリン国際映画祭銀熊賞、ヨーロッパ映画賞ほか多数受賞。アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる。2013年には、再びベストセラー小説を映画化した『The Girl with Nine Wigs』はドイツで大ヒットとなる。
スリランカのシンハラ民族の血を引くドイツ人。15歳のころ、視力の95パーセントを失う。高校を卒業し、ホテルで見習いとして働いたあと、失明していることを何年も隠したまま、接客業と美食調理法においてキャリアを積む。サリヤは15年もの間、盲目であることを秘密にしておく。
ビジネスコーチとしてだけでなく、講演者としても優れた能力を持つサリヤは、ドイツ語圏の国々で講演を行い、自身の半生を語っている。現在はハンブルクに住み、仏教徒として修業を積みながら、アーユルヴェーダ料理に情熱を注ぐ。
2018年7月18日(水)発売
2018年7月18日(水)より各種プラットフォームにて配信開始
2017年/ドイツ/原題:Mein Blind Date mit dem Leben/ドイツ語/カラー/シネスコ/111分/PG12
配給:キノフィルムズ・木下グループ
© ZIEGLER FILM GMBH & CO. KG, SEVENPICTURES FILM GMBH, STUDIOCANAL FILM GMBH
※配信開始日・終了日は各プラットフォームにより異なる場合がございます。Blu-ray・DVDはメーカーウェブサイト、各小売店等にてお買い求めください。