彼のこの星での音楽生活の中でもひときわ異彩を放った伝説のライブが、スクリーンに蘇ります。そのライブとは、2001年、2004年、2006年と三度にわたり大阪城ホールで行われた、忌野清志郎と愉快な仲間たちが繰り広げる超一級のライブ・エンタテインメント、"ナニワ・サリバン・ショー"。
大阪を愛し、音楽を愛し、そして忌野清志郎を愛する多数のアーティストが今回、「4回目のナニサリ、やっちゃうかい?」とばかりに結集。貴重なライブシーンを駆使しながら、ほかに類を見ないミュージックムービーとして、新たな映像版"ナニワ・サリバン・ショー"を作り上げます。
1951年4月2日東京生まれ。RCサクセションのメンバーとして1970年3月、シングル「宝くじは買わない」でデビュー。1978年には仲井戸麗市が加わり、黄金の布陣が完成。その後1990年のRCサクセション活動休止まで、「スローバラード」「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」など数々の名曲を発表する。80年代から、バンドでの活動と並行してソロ作品もリリース。THE TIMERS、HIS、忌野清志郎 & 2・3‘S、LOVE JETSなど、さまざまなバンド、ユニットでの活動も精力的に行う。2006年7月より喉頭癌治療のため、音楽活動を休止。2008年2月に日本武道館にて〈忌野清志郎 完全復活祭〉を挙行し本格的に活動を再開するが、2009年5月2日、虹の向こうに出立。同年5月9日に青山葬儀所で行われた〈忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー〉には空前の4万3千人が参加した。彼を慕う者は絶えることがなく、ミュージシャン仲間に与えた影響もまた計り知れないものがある。
2011年/日本/G/114分
配給:キノフィルムズ、Tジョイ
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