BD・DVD
2018年7月4日(水)発売
“パディントン旋風”を巻き起こし、世界興収328億円を超える大ヒットを成し遂げた『パディントン』。おっちょこちょいだけれど、誰に対しても親切で礼儀正しく、どんな時も挨拶と感謝を忘れない“紳士すぎる”クマのパディントンが、観る人すべてを最高の笑顔に変えた。あれから2年、モフモフのボディに赤い帽子とダッフルコートをまとった、パディントンがとびきりの元気とマーマレードを届けに帰って来る!
前作に続き、ベン・ウィショーがパディントンの声を演じるのに加え、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ジム・ブロードベントなど、主要キャストが続投!さらに適役ブキャナンにヒュー・グラント。嘘つきだけど憎めない元有名俳優を茶目っ気たっぷりに演じている。また、恐ろしい囚人ナックルズにブレンダン・グリーソンが扮し、パディントンとの波乱に満ちた“友情物語”を盛り上げる。
夢のような移動遊園地、気球による逃避行、壮大なトレイン・アクションなど、色鮮やかでワイルドなクライマックスシーンの連続、そして待ち受ける感動のラスト。誰もが魅了されずにいられない“パディントン・ウィンター”がやってくる!
今やすっかり“ロンドンっ子”となり、ブラウン一家の人々と幸せに暮らしているパディントン。育ての親のルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、アンティークショップでステキな飛び出す絵本を見つける。世界にひとつの絵本を買うお金を貯めるために、働き始めるパディントン。ところがある日、絵本が盗まれ、現場に居合わせたパディントンが、容疑者として逮捕されてしまう。それは、絵本に隠された秘密を知る、落ち目の俳優ブキャナンの仕業だった。有罪になったパディントンは、刑務所一恐ろしい囚人ナックルズと、まさかの友情を結ぶ。果たして、パディントンはブラウン家の人々の助けを借りて、無実を証明することが出来るのか? 絵本の謎解きの先に待ち受けるブキャナンとの対決の行方は──?
1980年、イギリス、ベッドフォードシャー生まれ。英国王立演劇アカデミー卒業。『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』(05)でキース・リチャーズを演じて注目される。『パフューム ある人殺しの物語』(06)で主役に抜擢され、ヨーロッパ映画賞にノミネートされる。続く『アイム・ノット・ゼア』(07)ではボブ・ディランを演じて評価され、2007年に英国アカデミー賞ライジング・スター賞にノミネートされる。12年には、『007 スカイフォール』のQ役でハリウッド大作に進出し、『007 スペクター』(15)でも同役を演じて広く知られる。
その他の出演作は、『クラウド アトラス』(12)、『リリーのすべて』(15)、『白鯨との闘い』(15)など。新作は、エミリー・ブラントがメリー・ポピンズに扮するロブ・マーシャル監督の『Mary Poppins Returns』(18)で、成長したマイケル・バンクスを演じる。
|パディントン|
ペルーからロンドンへやって来て、ブラウン一家の一員となったクマ。人に親切で礼儀正しい“紳士な”性格から、たちまち街の人気者に。育ての親のルーシーおばさんのレシピで作るマーマレードが大好物。トレードマークは赤い帽子とダッフルコートだが、今回は別のファッションもまとうことに。
〈日本語版VC:松坂桃李〉
1963年、イギリス、ロンドン生まれ。舞台を中心にキャリアをスタートし、『フランケンシュタイン』(94)で映画デビュー。『アイリス』(01)で高く評価され、英国アカデミー賞にノミネートされる。また、本国イギリスのみならずアメリカや日本でも人気の高いTVシリーズ「ダウントン・アビー」(10~15)でグランサム伯爵役を演じ、ゴールデン・グローブ賞と、エミー賞に2度ノミネートされる。
その他の出演作は、『ノッティングヒルの恋人』(99)、『シャンプー台のむこうに』(01)、『アサイラム/閉鎖病棟』(05・未)、『僕が星になるまえに』(10)、『シャンハイ』(10)、TV映画『名探偵ポワロ「オリエント急行の殺人」』(10)、『ミケランジェロ・プロジェクト』(14)など。
│ブラウンさん│
リスク管理の会社に勤める。“中年の危機”を迎え、仕事では部下に追い越され、妻にも「最近、心が狭い」と責められる。
〈日本語版VC:古田新太〉
1976年、イギリス、ロンドン生まれ。英国王立演劇アカデミー卒業。『ハッピー・ゴー・ラッキー』(08・未)で、ゴールデン・グローブ賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞など数々の賞に輝く。その後、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』(13)で、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。さらに、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した話題作、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)で主演を務め称賛を浴びる。
その他の出演作は、『人生は、時々晴れ』(02)、『ヴェラ・ドレイク』(04)、『ウディ・アレンの夢と犯罪』(07)、『17歳の肖像』(09)、『わたしを離さないで』(10)、『GODZILLA ゴジラ』(14)など。
│ブラウン夫人│
冒険物語のさし絵画家。今は水泳にハマっていて、フランスまで泳ぐ練習中。大らかな性格で、想像力豊かで好奇心旺盛。
〈日本語版VC:石塚理恵〉
1960年、イギリス、ロンドン生まれ。『モーリス』(87)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞し、アメリカを始め世界中で大ヒットを記録した『フォー・ウェディング』(94)でゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞を受賞する。その後、ハリウッド大作に進出、ジュリア・ロバーツ共演の『ノッティングヒルの恋人』(99)、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)とその続編(04)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ラブソングができるまで』(07)を大ヒットに導き、ロマンティック・コメディの“帝王”と呼ばれる。近年では、何役にも扮した『クラウド アトラス』(12)や『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)などで新たな魅力を発揮。メリル・ストリープ共演の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(16)ではコミカルな役を演じきり、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされる。
│フェニックス・ブキャナン│
若い頃は有名だったが、今は落ち目のローカル俳優。豪邸に住み、ブラウンさんの会社のプラチナ会員だが本当は金欠中。
〈日本語版VC:斎藤 工〉
1955年、アイルランド、ダブリン生まれ。大ヒットシリーズ『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)のマッドアイ・ムーディ役で広く知られる。また、『ヒットマンズ・レクイエム』(08・未)の殺し屋役で絶賛され、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされる。
その他の出演作は、『ブレイブハート』(95)、『M:I-2』(00)、『A.I.』(01)、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)、『コールド マウンテン』(03)、『トロイ』(04)、『キングダム・オブ・ヘブン』(05)、『ベオウルフ/呪われし勇者』(07)、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)、『白鯨との闘い』(15)、『夜に生きる』(16)、『アサシン クリード』(16)、エマ・トンプソンと主演を務めた『ヒトラーへの285枚の葉書』(16)など。
│ナックルズ│
パディントンが入れられた刑務所で一番凶暴な囚人。食堂のシェフを務め、超マズい料理を出すが、誰も文句を言えない。
〈日本語版VC:楠見尚己〉
│ジュディ│
ブラウン家の長女。失恋のショックを乗り越え、今は新聞作りに夢中。プロ並みの取材力で絵本泥棒の犯人探しにも貢献。
〈日本語版VC:三戸なつめ〉
│ジョナサン│
ブラウン家の長男。SLオタクだが、ダサいからと内緒にしている。学校ではラッパーを気取り“Jドッグ”と呼ばれている。
〈日本語版VC:西田光貴〉
1950年、イギリス、バーミンガム生まれ。『リタと大学教授』(83・未)で主演を務め、アカデミー賞®にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞を受賞する。日本でも大ヒットした『リトル・ダンサー』(00)の先生役でも、アカデミー賞®とゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、英国アカデミー賞に輝き、演技派女優の地位を確立する。また、2001年から始まり、11年に完結した『ハリー・ポッター』シリーズ8作のうち7作で、ウィーズリー夫人役を演じ世界的に知られる。
その他の出演作は、『カレンダー・ガールズ』(03)、『マンマ・ミーア!』(08)、『ワン チャンス』(13)、『ブルックリン』(15)など。新作は、『Mary Poppins Returns』(18)と『Mamma Mia! Here We Go Again』(18)。
│バードさん│
ブラウン家に同居する親戚で、家事を一手に引き受けている。口が悪くて不愛想だが、人並外れた度胸を誇る。手品が得意。
〈日本語版VC:定岡小百合〉
1949年、イギリス、リンカンシャー生まれ。イギリスを代表する演技派俳優。最初に高い評価を得たのが、マイク・リー監督の『トプシー・ターヴィー』(99・未)で、ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞し、英国アカデミー賞にノミネートされる。続く『アイリス』(01)でも絶賛され、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞に輝き、英国アカデミー賞にノミネートされる。『ハリー・ポッター』シリーズでは、6作目の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)から登場する魔法使いスラグホーン役を演じる。
その他の出演作は、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ(01/04/16)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(08)、『ウィークエンドはパリで』(13)など。
│グルーバーさん│
アンティークショップの店主。自身も移民だったために、パディントンの良き理解者で、何かと親身に相談にのってやる。
〈日本語版VC:佐々木省三〉
イギリスの人気TVシリーズ「マイティ・ブーシュ」(04~07)の監督を務め、2005年に英国アカデミー賞にノミネートされる。09年、『Bunny and the Bull』で、長編映画監督デビューを果たす。10年、TVシリーズ「マットとデヴィッド ボクたち空港なう。」(10~11)で、再び英国アカデミー賞にノミネートされる。さらに2014年、『パディントン』の監督、脚本、原案を手掛け、全世界でスーパーヒットを記録すると共に、コメディと感動ドラマを融合させる手腕が高く評価され、英国アカデミー賞英国作品賞、脚色賞にノミネートされる。
1961年、イギリス、ロンドン生まれ。2001年から始まり11年に完結した大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』の全8作を手掛け、大物プロデューサーとしての地位を確立する。その後も、アカデミー賞®作品賞にノミネートされた『ゼロ・グラビティ』(13)、英国アカデミー賞にノミネートされた『パディントン』(14)と『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)などの話題作を世に送り出している。その他の作品は、『アイ・アム・レジェンド』(07)、『イエスマン“YES”は人生のパスワード』(08)など。新作は『ファンタスティック・ビースト』の第2作。
1926年、イギリス、バークシャー州生まれ。第二次世界大戦中は、イギリス空軍と陸軍に従軍した。45年から執筆活動を始める。BBCでテレビカメラマンとして働いていた58年、最初の著書「くまのパディントン」が、William Collins & Sons(現在のHarperCollins社)より出版される。その好評を受け、何冊ものパディントンシリーズを書き上げて成功をおさめ、97年には大英帝国勲章(OBE)を、2015年には大英帝国勲爵士(CBE)を受章する。
映画『パディトン』(14)で、タクシーの後部座席に乗ってロンドンを走るパディントンに向かって、ワインの入ったグラスを掲げる役でカメオ出演を果たす。2017年6月に91歳で亡くなった際には、この時の動画がソーシャルメディアに多数アップされ、彼に対する愛情と哀しみが広がった。産みの親からパディントンへの別れの挨拶に見えて、今となってはよりいっそう心を打つ場面となってしまった。
1作目の製作中にボンドをよく知るようになったキング監督は、「とても残念だよ。最初の作品を彼はとても楽しんでくれた。彼が前作を気に入ってくれたのは、僕にとって本当にうれしいことだった。また彼は、それ以上のものを与えてくれた」と哀悼の念を語っている。
パディントン:松坂桃李
ブラウンさん:古田新太
ジュディ:三戸なつめ
ブキャナン:斎藤 工
2018年7月4日(水)発売
2018年7月4日(水)より各種プラットフォームにて配信開始
2017年/イギリス・フランス/原題:PADDINGTON2/カラー/スコープサイズ/5.1ch/104分/G
配給:キノフィルムズ・木下グループ
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