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2019年9月2日(月)より各種プラットフォームにて配信開始
情報 駆け引き ハッタリを駆使した大勝負!崖っぷちの男の決断の行方は!?
“世界で最も成功したスポーツリーグ”と言われ、圧倒的な人気を誇るNFL。そのNFLでレギュラーシーズンと同様に注目されるのがドラフト会議だ。“指名権トレード”などの独自ルールや、順番が回ってきたら10分以内に指名しなくてはならないタイムリミット制などがチーム間の駆け引きを演出し、さらに、そのカウントダウンの間にもチームの戦略や新人選手の運命が激変していく。
主人公サニーを演じるのは、円熟味を増したオーラを放っているケヴィン・コスナー。自らのキャリアと人生そのものを見つめ直す男の哀愁や情熱を、さすがの存在感で体現している。サニーの秘書で恋人でもあるアリに、『ダラス・バイヤーズクラブ』のジェニファー・ガーナー。さらにエレン・バースティン、フランク・ランジェラ、デニス・リアリーらが、味わい深いアンサンブルを披露している。監督は、『ゴーストバスターズ』シリーズなどのアイヴァン・ライトマン。全米に生中継されるテレビ向けの派手なショーアップもされた年に一度のビッグイベント・NFLドラフト会議で繰り広げられる、まるでチェスの攻防に引き込まれるかのようなスリリングな展開は最後まで目が離せない!
“NFLドラフト会議”基本ルール
・指名順は、前年のレギュラーシーズンの成績が悪かった順
・指名権のトレードができる
・指名をするための持ち時間はわずか10分間!
アメリカン・フットボールのプロリーグ、NFLに所属するクリーブランド・ブラウンズのGM(ゼネラル・マネージャー)、サニー・ウィーバーは、今まさに人生の崖っぷちに立たされていた。チームの運営と強化を一手に担う彼は、ここ2シーズンのふがいない成績に責任を感じ、3季目の今年こそは地元ファンの期待に応えたいと願っている。そのためには12時間後に迫ったドラフト会議で、超大物ルーキーを獲得することが必要不可欠だった。ところがライバル・チームのGMに苦しい事情を見透かされたサニーは、チームの未来を売り渡す無謀なトレード話に応じてしまい、オーナーの横やりや監督との対立にも心をかき乱されていく。容赦ないプレッシャーの中で孤立し、キャリア最大の危機に見舞われたサニーは、ついに開幕の時を迎えたドラフトで誰を指名するのか。サニーの人生のすべてを懸けた決断は、全米を揺るがす大波乱を呼び起こす・・・!
《サニー・ウィーバー・Jr.》
1955年、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。インディペンデント映画で俳優キャリアをスタートし『ファンダンゴ』(85)で注目を浴びる。その後、『追いつめられて』(87)、『さよならゲーム』(88)、『フィールド・オブ・ドリームス』(89)などに出演。『アンタッチャブル』(87)や、『JFK』(91)、ホイットニー・ヒューストンと共演した『ボディガード』(92)、『13デイズ』(00)では、印象深い役柄を演じた。また、製作・監督・主演を兼ねた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(90)でアカデミー賞®最優秀作品賞、最優秀監督賞を含む7部門を受賞した。近年は、『マン・オブ・スティール』(13)や、『エージェント:ライアン』(14)、『ラストミッション』(14)に出演。今後の作品として実在する陸上チームを描いた、ディズニーの『McFarland(原題)』、製作と出演を兼ねた『Black and White(原題)』が控えている。
《アリ》
1972年、アメリカ合衆国テキサス州出身。テレビドラマ『エイリアス』(01~06)の主役に抜擢され、01年度ゴールデングローブ賞の最優秀女優賞に輝き、脚光を浴びる。映画では、『パール・ハーバー』(01)や、『デアデビル』(03)、『JUNO/ジュノ』(07)などに出演。また、アカデミー賞®主演男優賞を獲得したマシュー・マコノヒーと共演を果たした『ダラス・バイヤーズクラブ』(13)も記憶に新しい。今後の出演作に、14年米公開の『Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day(原題)』や、『Imagine(原題)』、『Men, Women and Children(原題)』などがある。
《ペン監督》
1957年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身。『Long Walk to Forever』(87)で俳優デビュー。その後、『ジャッジメント・ナイト』(93)、脚本も手掛けた『サンドラ・ブロックの恋する泥棒』(96)や、『翼のない天使』(98)、『トゥルー・クライム』(99) 、『小さな目撃者』(99)など、サスペンスからアクション、コメディまで様々なジャンルの作品に出演。また、アニメ作品『バグズ・ライフ』(98)や『アイス・エイジ』シリーズ(02~12)では、声優としても活躍している。近年では、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ(12・14)にて、ヒロイン役エマ・ストーンの父親を演じた。
《アンソニー・モリーナ》
1938年、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身。『わが愛は消え去りて』(70)で銀幕デビュー。その後、『ロリータ』(97)、『ナインスゲート』(99)、『スーパーマン リターンズ』(06)、『ウォール・ストリート』(10)などに出演。リチャード・ニクソンを演じた『フロスト×ニクソン』(08)では、アカデミー賞®主演男優賞やゴールデングローブ賞など数々の賞にノミネートされた。アイヴァン・ライトマン監督作に出演するのは『デーヴ』(93)、『ジュニア』(94)に続き、本作で3本目となる。その他の代表作として、14年度カンヌ国際映画祭オープニング作品『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14)などがある。
《バーブ・ウィーバー》
1932年、アメリカ合衆国ミシガン州出身。『さよならチャーリー』(64)で銀幕デビュー。 『ラスト・ショー』(71)でアカデミー賞®助演女優賞にノミネートされ、その後『エクソシスト』(73)や、アカデミー賞®主演女優賞と英国アカデミー賞主演女優賞を獲得した『アリスの恋』(74)、『セイム・タイム、ネクスト・イヤー:来年の今日もまた』(78)、『レザレクション/復活』(80)、『レクイエム・フォー・ドリーム』(00)で計5回アカデミー賞®主演女優賞にノミネートされている。その他の出演作に『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』(11)、『インターステラー』(14)などがある。
1946年、スロヴァキア出身。4歳の時にカナダに移住し、大学卒業後に映画製作をはじめる。以来、『パラダイス・アーミー』(81)や、世界的大ヒット作の『ゴーストバスターズ』シリーズ(84・89)、ロバート・レッドフォード主演のサスペンス『夜霧のマンハッタン』(86)、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のコメディ『ツインズ』(88)、『キンダガートン・コップ』(90)、『ジュニア』(94)、ケヴィン・クラインとシガーニー・ウィーヴァーが共演した『デーヴ』(93)、ハリソン・フォード主演の『6デイズ/7ナイツ』(98)、『抱きたいカンケイ』(11)など幅広いジャンルを多数手掛けてきた。また、製作にも力を入れており、代表作に息子のジェイソン・ライトマン監督の『マイレージ、マイライフ』(09)、『ヒッチコック』(12)などがある。映画監督兼製作者として世界中に多くのファンを抱えている。