キノフィルムズ

エタニティ 永遠の花たちへ

時に運命に揺れながらも日々の暮らしを慈しみ、あふれる愛を未来へとつないでゆく、3世代の女性たちの命の輝きを描く感動の物語

イントロダクション

『青いパパイヤの香り』『夏至』『ノルウェイの森』のトラン・アン・ユン監督が、フランス3大女優の稀有なる共演で贈る人生讃歌
ヴァランティーヌには『アメリ』のオドレイ・トトゥ、マチルドには、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン。ガブリエルには『アーティスト』のベレニス・ベジョ。その美しさと類稀なる演技力で世界から称賛される3人の夢の共演が叶った。
監督は、『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭のカメラ・ドールとユース賞をダブル受賞したトラン・アン・ユン。映像の名手が捉えるのは、伝統を大切にする人たちの丁寧な暮らしぶり。季節の花が咲き誇る庭に、代々受け継がれてきた調度品が並ぶ邸宅。そこで営まれる、お茶の時間や一族の食事会、子供たちのピアノやバレエの練習風景が丹念に映し撮られる。さらに、穏やかな日々にさざ波を立てる、結婚や誕生の歓喜の時と、死や別れの悲しみの時。そのすべてが人生の美しい瞬間であり、世代から世代へと愛が受け継がれることで、私たちの輝きも“エタニティ=永遠”なのだ。命の素晴らしさを祝福するラストシーンで、観る者すべてを幸福感に包む人生讃歌が完成した。

ストーリー

花と緑に囲まれたフランスの美しい邸宅を舞台に、時に運命に揺れながらも日々の暮らしを慈しみ、あふれる愛を未来へとつないでゆく、3世代の女性たちの命の輝きを描く感動の物語
ヴァランティーヌがジュールと結婚した理由は、19世紀末フランスの上流階級においては少し変わっていた。親が決めた婚約を自分で破棄したのだが、それでも諦めないジュールに初めて心を動かされたのだ。夫婦の愛は日に日に深まっていったが、病や戦争で子供たちを失ってしまう。そんなヴァランティーヌに再び喜びをくれたのは、無事に成長した息子のアンリと幼なじみのマチルドの結婚だった。マチルドの従姉妹のガブリエルと夫も頻繁に訪れるようになり、大家族のような賑やかで幸せな日々が続く。だが、運命は忘れた頃に意外な形で動き始める――。

© 2016 NORD-OUEST FILMS - PATHE PRODUCTION - ARTEMIS PRODUCTIONS -FRANCE 2 CINEMA - CHAOCORP CINEMA
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劇場公開日
2017年9月30日(土)
時間
115分
スタッフ
監督:トラン・アン・ユン
キャスト
オドレイ・トトゥ
メラニー・ロラン
ベレニス・ベジョ