キノフィルムズ

公開終了
2019年05月10日(金)T・ジョイPRINCE品川ほか全国 公開

轢き逃げ-最高の最悪な日-

あなたは、この映画の罠に嵌る。
ここからを生きていくために、「真相」を知らなくてはいけなかった。

水谷豊監督が描く極限の人間ドラマ

結婚式を目前に控えた青年が、車で若い女性を轢き殺して、親友と逃げてしまう。突然の娘の死を、受け止めきれない両親。事件を担当した新米刑事は、同い年の犯行に憤り、老刑事は、娘の父親にシンパシーを抱く……。誰もが巻き込まれてしまう可能性を孕んだ事件だからこその、日常的なスリルや悲哀が、スクリーンに炙り出されていく。事件に潜む人間の、怨み、憐れみ、悔しさ、無念……抑えきれない感情に突き動かされて、彷徨う人々の魂は、どこへ辿り着くのか。最後に、加害者と被害者の目が合う瞬間、二人が見つめる世界には、どんな光が射しているのだろうか。

人間の底知れぬ心情に光を当てた本作『轢き逃げ-最高の最悪な日-』。脚本、監督を手がけるのは、希代のアクターにして『TAP -THE LAST SHOW-』(17)で鮮烈な映画監督デビューを果たした、唯一無二の表現者・水谷豊。本作では、初脚本を務め完全オリジナル作品に挑んだ。半世紀以上エンターテインメント界の最前線に立ち続ける水谷の、研ぎすまされたセンスによる、卓抜したストーリーテリングと強烈な心理描写が、登場人物たちのうつろいゆく魂に寄り添う。

煩悶する二人の主人公・宗方秀一と森田輝役は、450人を超す応募者の中からオーディションで、中山麻聖と石田法嗣を選出した。秀一の婚約者・早苗に小林涼子、事件を担当する刑事・前田には毎熊克哉と、フレッシュな顔ぶれをキャスティング。さらに檀ふみ、岸部一徳らベテラン勢が加わり、群像劇に緊張感と豊かさを与える。

テーマソング「こころをこめて」を担当するのは手嶌葵。登場人物たちの心情を見守るように優しく歌い上げている。

本作は2018年4月26日、兵庫県神戸市でクランクイン。神戸市周辺で約3週間のロケ撮影を敢行。その後は関東近郊で撮影し、7月27日、東映東京撮影所にてクランクアップを迎えた。

また監督の強い希望から、日本映画初の「ドルビーシネマ」対応に。臨場感溢れる、生々しい世界観で、観客を物語の中へ深く引き込み、登場人物たちとともに悩み、迷い、たしかな希望を体感させる。枝葉伸びゆく、生命盛んな季節に、日本映画の新たな可能性をひろげる感動作が誕生した。

  • 公開劇場
    T・ジョイPRINCE品川ほか全国ロードショー
    配給:東映
  • キャスト
    中山麻聖 石田法嗣 小林涼子 毎熊克哉
    水谷 豊 檀 ふみ 岸部一徳
  • スタッフ
    テーマソング「こころをこめて」(ビクターエンタテインメント):手嶌 葵
    監督・脚本:水谷 豊    撮影監督:会田正裕    音楽:佐藤 準
©2019映画「轢き逃げ」製作委員会