キノフィルムズ

公開終了
2014年1月10日(金)公開

危険な関係

チャン・ツィイー×チャン・ドンゴン×セシリア・チャン 豪華アジアスター競演!
フランス文芸の金字塔が、魔都上海を舞台に蘇る。
絢爛・華麗に偽りの恋愛ゲームが始まる――。

イントロダクション

イントロダクション画像

フランス文芸の金字塔コデルロス・ド・ラクロ原作「危険な関係」(英題:Dangerous Liaisons)を、1930年代の上海を舞台にアジアのスターが集結して絢爛豪華に蘇らせた『危険な関係』。
ハリウッドでも活躍する中国No.1の国際派女優、チャン・ツィイーと、韓国を代表するビッグ・スターのチャン・ドンゴン、香港映画界のトップ・スター、セシリア・チャン、そして『八月のクリスマス』『四月の雪』など女性映画の名手として知られる名匠ホ・ジノ監督ら、アジアエンタメ界の最高峰が集結。ため息がでるようなドレスの数々、精巧で華麗なインテリア――西洋と東洋が混ざり合う上海を舞台に繰り広げられる、華麗な男女の愛の駆け引きが交錯するロマンスの決定版!


ストーリー

ストーリー画像

愛を弄んで、運命に弄ばれる。
1931年上海。莫大な資産を持つ富裕層がパーティに明け暮れる享楽的な生活を送っていた。女性実業家のジユは自分を捨てた男が年端もいかない少女と婚約したのが許せず、裕福なプレイボーイのイーファンに、自分が彼のものになるのを条件にその少女を寝取るように持ちかける。しかしイーファンが目を付けたのは亡き夫の遺志を継ぎ奉仕活動をしている貞淑なフェンユーだった。二人はイーファンが彼女をベッドに誘い込むことに成功すれば、ジユはイーファンのものになる、失敗したらイーファンの土地がジユのものになるという、淫らで恐ろしい賭けをする。そして危険な恋愛ゲームの幕が切って落とされた。それぞれの思いが交錯する危険な愛の駆け引きの果てには、衝撃の結末が待ちうけていた......。

チャン・ツィイー

北京出身。99年、チャン・イーモウ監督の『初恋の来た道』の可憐な主人公で映画デビュー。この作品でベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞し、次作のアン・リー監督『グリーン・デスティニー』(00)が、アカデミー賞外国語映画賞を受賞、一気に世界の脚光を浴びる。05年の『SAYURI』で、英国アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、アジアのみならず世界のトップ女優の地位を不動のもとした。代表作として『HERO』(02)、『LOVERS』(04)、『女帝[エンペラー]』、(06)、『グランド・マスター』(12)などに出演。

〈ドゥ・フェンユー〉
優しく寛大な女性。夫は著名な教育者で、彼女は心の底から彼を愛し、尊敬していた。未亡人となっても再婚する意志はなく、夫が行っていた奉仕活動に身を投じ、北東部からやって来る避難者たちの手助けを行う。彼女は自分の感情に対して正直なため、ようやくイーファンに対して心を開いた時は、燃えるような情熱で彼を愛そうとする。

チャン・ドンゴン

ソウル出身。92年TVドラマで俳優デビュー。01年に『友よ チング』で青龍映画祭人気スター賞、アジア太平洋映画祭主演男優賞を受賞。韓国で記録的なヒットとなった『ブラザーフッド』(04)で青龍映画賞 主演男優賞を受賞した。その後超大作の『タイフーン/TYPHOON』(06)、『PROMISE プロミス』(06)、ハリウッド作品の『決闘の大地で』(10)、最新作はオダギリ・ジョーと共演した『マイウェイ 12.000キロの真実』(11)などに出演している。

〈シエ・イーファン〉
上海の有名なプレイボーイで裕福な家庭の息子。優雅で親しみがあり、魅力的かつ機知にも富んだ彼は、女性を口説くために生まれてきたような男である。しかし誘惑のゲームに没頭し、最初に愛した女性であるモー・ジエユーと、純愛の相手であるフェンユーとの間で揺れ動き、自分を見失う。

セシリア・チャン

香港出身。99年、チャウ・シンチーの『喜劇王』のヒロイン役に大抜擢され映画デビューを飾る。『星願 あなたにもういちど』(99)で香港電影金像奨最優秀新人賞を受賞、『忘れえぬ想い』(03)の演技で香港電影金像奨最優秀主演女優賞を受賞した。05年、中国・日本・韓国で合作されたチェン・カイコー監督『PROMISE プロミス』では、絶世の美女傾城役を演じた。歌手としても活躍している。

〈モー・ジエユー〉
銀行の重役として成功を収めた夫の未亡人で、社交界の中でも抜きん出た存在感を持つ。人間の愛がどのようなものか熟知しており、抜け目なく人生や社会を見ている。自尊心と欲しいものを手に入れようとする欲望は人一倍強い。心の奥底ではイーファンを愛しているが、傷つき捨てられることを恐れ、自分に対する愛情を確かめるため、フェンユーを生け贄に選ぶ。

スタッフ

  • 監督:ホ・ジノ

    ラブストーリーの第一人者であり、揺れ動く感情の繊細な描写が特徴的。1998年に自らが脚本を手がけた『八月のクリスマス』で監督デビューし、カンヌ国際映画祭の国際批評家週間部門の作品として招待される。さらに韓国のオスカーとして知られる青龍映画賞では、最優秀作品賞と新人監督賞を含む5部門を受賞した。続く2作目『春の日は過ぎゆく』では、東京国際映画祭で最優秀芸術功労賞を受賞し、釜山国際映画祭では国際映画批評家連盟賞を受賞。05年の『四月の雪』はトロント国際映画祭に招待され、サン・セバスチャン国際映画祭のオフィシャルセレクションにも選ばれた。07年の『ハピネス』では、批評家と一般の観客の両方から賞賛を得て、第28回青龍映画賞で監督賞を受賞した。

  • 脚本:ゲリン・ヤン

    中国出身の女性作家。全米脚本家組合のメンバーであり、アカデミー賞脚本賞の審査員、さらには中国の脚本家組合のメンバーでもある。彼女の作品の多くが映画化されていて、小説が原作となった『シュウシュウの季節』(99)(監督ジョアン・チェン)は、1999年に金馬奨で7部門を受賞し、同年の名画ベスト10に選ばれた。さらに彼女はチェン・カイコーが監督した『花の生涯 梅蘭芳』(09)では脚本を執筆。また彼女の小説が原作になっているチャン・イーモウ監督の最新作『金陵十三釵』は、2012年のゴールデン・グローブ賞の最優秀外国作品賞にノミネートされた。

  • 原作:「危険な関係」ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ 著

    書簡体の長編小説。
    十八世紀、頽廃のパリ。名うてのプレイボーイの子爵が、貞淑な夫人に仕掛けたのは、巧妙な愛と性の遊戯。一途な想いか、一夜の愉悦か―。奔放な恋愛ゲームに明け暮れた、最後のフランス貴族文化の爛熟と退廃を通して、エゴイズムと献身、人間の心の闇と普遍的な真実の愛の形を描く、不朽の名作。
    上流社交界に渦巻く不道徳を描いたラクロのこの小説を、当時の人々は社会を乱す悪書と眉をひそめつつ、しかし熱狂的に愛読したという。

危険な関係

2012年/中国/英題“Dangerous Liaisons”/G/110分/シネマスコープ/5.1ch
配給:キノフィルムズ
©2012ZonboMedia