キノフィルムズ

公開終了
2017年11月11日(土)公開

人生はシネマティック!

豪華英国俳優陣×世界が認める実力派監督!
映画製作に情熱を傾ける人々を愛とユーモアあふれる視点で描く!

イントロダクション

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イギリス映画『人生はシネマティック!』は、豪華な英国俳優陣がユニークな映画人たちに扮し、映画製作を題材にした夢の世界に観客を誘ってくれる。全米やヨーロッパ各国の映画祭で絶賛され、マスコミや批評家からも惜しみない拍手喝采を浴びた、まさに“映画好きのためのベストワン・ムービー”が、ついに日本でもお披露目となる。
1940年、第二次世界大戦下のロンドン。ドイツ軍からの空爆が日毎に激しさを増す中、イギリス政府は国民の不安を取りのぞいて戦意を高揚させるための宣伝映画(=プロパガンダ映画)を製作していた。そして、ひとりの女性に白羽の矢が立った!これまで一度も執筆経験のないコピーライターの秘書が、新作の脚本を書くことになったのだ! それは、フランスのダンケルクでドイツ軍の包囲から英軍兵士を救出した、双子の姉妹の物語。この感動秘話を共同で脚本化に挑む彼女だったが、いざ製作が始まると、政府の検閲や軍部の横やり、ベテラン俳優のわがままやセリフ棒読みのド素人の出現により、脚本が二転三転するトラブルが続出! それでも戦争で疲弊した国民を勇気づけるため、無茶な要求にも負けず、彼女は必死にベストを尽くす。そんな姿に出演者やスタッフは共感し、現場の結束力は高まっていく。しかし、映画が完成間近になった時、予想もつかない最悪の事態が待ち受けていた――。
プロパガンダ映画の劇中劇を織り交ぜた、独創性あふれる設定。クセ者ながら魅力的な登場人物たちが繰り広げる、軽妙洒脱でウィットに富んだ台詞の数々。映画ファンの心を捉えて離さない当時の撮影風景―。映画が何よりも娯楽だった時代の熱気に興奮しながら、観る者は映画人たちの人間模様に魅了され、そして何より、情熱的な新人脚本家と仲間たちが決してあきらめずに奮闘する姿は、思わずグッと胸に迫る。一筋縄ではいかない映画の製作現場では、彼らは現実と映画の世界を行ったり来たりしながら、恋をしたり、喧嘩をしたり、笑って、泣いて、歌ったり…。そこには、戦争という暗い時代、誰もが明日の命さえ保証されず、苦しみ喘ぎながらも、たくましく前を向いて生きようとする人々の輝きが描かれている。

主人公の新人脚本家カトリンを演じたのは、『007/慰めの報酬』(08)のボンドガール役で一躍脚光を浴び、『アンコール!!』(12)、『ボヴァリー夫人とパン屋』(14)などで奥深い人間の魅力を演じきった名女優ジェマ・アータ-トン。本作では同時代に生きた女性の心の弱さと力強さを見事に表現している。彼女をスカウトしたバックリー役には、『あと1センチの恋』(14)、『世界一キライなあなたに』(16)でヒロインの恋人役を爽やかに演じ、世界中の女性から熱視線を浴びているサム・クラフリン。過去の栄光にすがり、カトリンと対立する落ち目のベテラン俳優には『ラブ・アクチュアリー』(03)、『パイレーツ・ロック』(09)で日本でも大人気のビル・ナイが扮し、脇役ながら主役級の存在感を放っている。さらに、『運命の逆転』(90)のアカデミー賞®俳優ジェレミー・アイアンズ、映画界のサラブレッド俳優ジャック・ヒューストン、日本での大ヒットも記憶に新しい『おみおくりの作法』(13)のエディ・マーサン、『キャロル』(15)でルーニー・マーラの相手役を熱演したジェイク・レイシー、渋い演技が光る『LOGAN/ローガン』(17)のリチャード・E・グラントなど、英国を代表する超一流のキャストが結集している。
監督は、『幸せになるためのイタリア語講座』(00)でベルリン国際映画祭銀熊審査員賞を受賞した、世界的に注目される女性監督ロネ・シェルフィグ。キャリー・マリガン主演の『17歳の肖像』(09)ではサンダンス映画祭観客賞を受賞し、アカデミー賞®でも作品賞を含む3作品にノミネートという快挙を達成。アン・ハサウェイが主演し話題を呼んだ『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(11)は日本でも多くの女性から熱烈に支持されるなど、これまで数々の名作を生み出してきた彼女が、本作でも物語を鮮やかに紡いでいる。
いつの時代も、映画には夢がいっぱい詰まっている。物語の作り手たちは、観客に想いを届けようと一生懸命になり、観客はスクリーンの向こうに自分たちの姿を重ねる。極上のユーモアと愛で彩られた本作は、まるで“シネマティック”に(映画のように)あなたの人生も輝かせてくれるだろう。

ストーリー

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〈ダンケルクの戦い〉に力を貸した双子の姉妹の話を映画化せよ!
執筆経験ゼロの女性脚本家が魅力的な仲間とともに最高の1本を完成させる!
1940年、第二次世界大戦下のロンドン。
連戦連勝のドイツ軍からの絶え間ない空爆にさらされている街は、男性が次々と徴兵され、女性や子供、老人ばかりが残されていた。そんな中、イギリス政府は国民を鼓舞するために戦意高揚映画(=プロパガンダ映画)を日夜製作していた。
ある日、コピーライターの秘書カトリン(ジェマ・アタートン)が、徴兵されたライターの代わりに書いた広告コピーが情報省映画局の特別顧問バックリー(サム・クラフリン)の目に留まり、彼女は新作映画の脚本家としてスカウトされる。彼女が描くのは、双子の姉妹が父親の漁船で海にこぎ出し、「ダンケルクの戦い」でドイツ軍の包囲から撤退するイギリス兵士を救う物語だった。新しい職に就いたカトリンは、スペイン戦争で足を負傷し、空襲監視員を務めながら画家の夢を諦めきれずにいる夫エリス(ジャック・ヒューストン)との暮らしを守るため、なんとしても映画の仕事を成功させることを決意する。 情報省映画局からの出向する形で制作会社ベイカー・プロでの執筆がスタートしたカトリンは、バックリーとパーフィット(ポール・リッター)の3人の共同で脚本化に挑戦する。だが滑り出しから、情報省のフィル・ムーア(レイチェル・スターリング)に呼び出しを食らってしまう。姉妹が乗る船ナンシー号のエンジン故障の場面が、英国の威信を傷つけるから脚本を直せと要求が入ったのだ。脚本のペアを組むバックリーからも容赦のないダメ出しをされ、厳しい検閲や政府の要望がある度に衝突しながら、脚本は進んでいった。
やがてスタッフや役者が決まり、いよいよデヴォンでの3週間のロケが始まるが、監督はノンフィクションの経験しかなく、出足から不安がいっぱい…。出演者のひとり、アンブローズ(ビル・ナイ)は、かつて刑事ドラマシリーズで人気を博したプライドを捨て切れない落ち目の俳優だった。そんな彼も、戦争の空爆でエージェントのサミー(エディ・マーサン)を亡くし、代わりにその姉のソフィー(ヘレン・マックロリー)が新しい代理人として、アンブローズに新境地を開かせようと奮闘していた。
製作陣の足並みが揃わない中、軍部からの横やりが入る。アメリカの参戦を促すため、無理矢理に追加のキャスティングが決まったのだ。勇敢なアメリカ人を演出するため、アメリカ人パイロット、カール・ランドベック(ジェイク・レイシー)が加わることになったが、彼は演技経験が全くないズブの素人。そこでカトリンは、アンブローズを何とか説得して演技指導を頼むことに成功する。出演者たちで何度もリハーサルを繰り返しながら、少しずつ絆を深めて撮影は進んでいく。カトリンにとっても、映画作りは確実にやり甲斐のあるものになっていた。バックリーとも仕事をしていく中で、互いに親しみと好感を抱くようになる。そんな2人の情熱が、脚本にも次第に表れていった。自分が活躍するシーンを増やしたいアンブローズのわがままに付きっきりになっていたカトリンだが、ロンドンで個展を開いた夫のもとに帰るため撮影現場をあとにする。
いつしか特別な存在となっていたバックリーと書き上げた脚本も、完成に近づいた。だが、撮影も終盤に差し掛かったころ、ロンドンは大規模な空爆に襲われる。破壊しつくされた街に打ちひしがれるカトリンだが、それでも最後まで映画を完成させようとあきらめずに奮闘する。しかし、最悪なことに、カトリンたちの前には最大の困難が待ち受けていた…。
はたして脚本は完成し、映画を国民に届けることはできるのか――?

ジェマ・アータートン

│カトリン・コール│
1986年生まれ。イギリス・ケント出身。07年、ロンドンの王立演劇学校在学中にTV映画「Capturing Mary(原題)」(未)でデビュー。08年公開の『007/慰めの報酬』では、約1500人の中からボンドガール役を勝ち取り一躍注目を集める。10年には、英国アカデミー賞にてライジング・スター賞にノミネートされる。その後も、『タイタンの戦い』(10)、『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(10)などで、ヒロイン役として大作への出演が続いた。その他の代表作に、『アンコール!!』(12)、全米初登場1位を記録し、タイトルロールを演じた『ヘンゼル&グレーテル』(13・未)、『ボヴァリー夫人とパン屋』(14)、『ディストピア パンドラの少女』(16)など、演技派女優として多彩なジャンルで活躍している。今後も、20世紀英文学を代表する女性作家ヴァージニア・ウルフの生涯を描く『Vita and Virginia(原題)』で、エリザベス・デビッキとの共演が決まっている。

サム・クラフリン

│トム・バックリー│
1986年生まれ。イギリス・サフォーク出身。ロンドンの名門演劇学校、ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アートを卒業後、英国のTVドラマを中心にキャリアをスタート。11年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』で、人魚と恋に落ちる宣教師役に大抜擢され、一躍注目を集める。その後、『スノーホワイト』シリーズ(12・16)のウィリアム王子役や、『ハンガー・ゲーム』シリーズ(13・14・15)に第二作目から主要キャストとして参加するなど、話題作への出演が続いた。『あと1センチの恋』(14)、『世界一キライなあなたに』(16)では主人公の相手役を演じ、女性ファンを中心に人気が急上昇。公開待機作として、シェイリーン・ウッドリー主演のサバイバルドラマ『Adrift(原題)』(18)が控えている。ロネ・シェルフィグ監督とは、主演を務めた『ライオット・クラブ』(14)に続いて2度目のタッグとなる。

ビル・ナイ

│アンブローズ・ヒリアード│
1949年生まれ。イギリス・サリー出身。舞台俳優としてキャリアをスタートし、1970年代からTVシリーズでも活躍。その後、映画へも進出し、老ロック歌手を演じた『ラブ・アクチュアリー』(03)での演技が高く評価され、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(06)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07)では触手のある海賊の船長デイヴィ・ジョーンズ役で怪演を見せ、名脇役として強烈な存在感を示した。その他の出演作は、『ナイロビの蜂』(05)、『ワルキューレ』(08)、『パイレーツ・ロック』(09)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)、『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』(13)など。新作『The Limehouse Golem(原題)』(16・未)では主演を務めるなど、英国きっての演技派俳優として今も一線で活躍している。

ジャック・ヒューストン

│エリス・コール│
1982年生まれ。イギリス・ロンドン出身。曾祖父は『黄金』(48)でアカデミー賞助演男優賞に輝いたウォルター・ヒューストン、祖父は同映画で監督賞、脚色賞に輝いた名匠ジョン・ヒューストン、叔母はオスカー女優アンジェリカ・ヒューストンといった超サラブレッド。04年にデビューし、人気TVシリーズ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」(10-13)で演じた強烈なキャラクターがNYタイムズで絶賛。13年、クリスチャン・ベイル共演の『アメリカン・ハッスル』でもギャングの一員を演じ存在感を示すと、リメイク版『ベン・ハー』(16・未)で主役に抜擢される。今後も『ソルト』(10)のフィリップ・ノイス監督による新作スリラー『Above Suspicion(原題)』(17)で主演を務めるなど、ブレイク必至の注目俳優。

ヘレン・マックロリー

│ソフィー・スミス│
1968年生まれ。イギリス・ロンドン出身。舞台女優としてキャリアをスタートし、その後はTVドラマを中心に活躍。映画デビューは94年の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で、世界的人気作『ハリー・ポッター』シリーズの6作目『謎のプリンス』(08)と最終章『死の秘宝 PART1/PART2』(10・11)のナルシッサ・マルフォイ役で広く知られるようになる。その他の作品に『クィーン』(06)、『ヒューゴの不思議な発明』(11)、『007 スカイフォール』(12)、『ヴェルサイユの宮廷庭師』(14)、『ゴッホ 最期の手紙』(17)など。舞台では「お気に召すまま」で06年に英国版トニー賞とも言えるローレンス・オリヴィエ賞ノミネートの実績もある演技派女優。

ポール・リッター

│レイモンド・パーフィット│
1966年生まれ。イギリス・ケント出身。舞台、TVを始め、映画ではインディペンデントから大作までと幅広い作品に出演している。映画での主な代表作は、ジョニー・デップらと共演し、英国インディペンデント映画賞で最優秀作品賞にノミネートされた『リバティーン』(04)、『007/慰めの報酬』(08)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)、英国アカデミー賞3部門にノミネートされた『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(09)など。近年では、ミシェル・ウィリアムズやクリスティン・S・トーマスらと共演した『フランス組曲』(14)、『インフェルノ』(16)などに参加している。

レイチェル・スターリング

│フィル・ムーア│
1977年生まれ。イギリス・ロンドン出身。舞台、TVなどで幅広く活躍しており、映画デビュー作は『スティル・クレイジー』(98)。99年には、ベルリン国際映画祭にて、若手俳優に贈られるシューティング・スター賞を受賞した。その後、主演を務めたTVドラマ「Tipping the Velvet(原題)」(02・未)で注目を集め、国内外で数々の賞を受賞。10年には、舞台「The Priory(原題)」で、イギリスで最も権威があるとされるローレンス・オリヴィエ賞の助演女優賞にノミネートされた。近年の出演作は、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)、『砂漠でサーモン・フィッシング』(11)、『スノーホワイト』(12)など。

リチャード・E・グラント

│ロジャー・スウェイン│
1957年生まれ。スワジランド・ムババーネ出身。ブルース・ロビンソン監督の『ウィズネイルと僕』(88)で映画デビュー作にしてタイトルロールを演じ注目を集める。その後、同監督の『広告業界で成功する方法』(89)、フランシス・F・コッポラ監督の『ドラキュラ』(92)などに出演、近年では『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(16)、『LOGAN/ローガン』(17)などの話題作に出演している。今後は、「くるみ割り人形とねずみの王様」をディズニーが実写映画化する『The Nutcracker and the Four Realms(原題)』(18)、メリッサ・マッカーシー主演のコメディ『Can You Ever Forgive Me?(原題)』(18)が控える。

エディ・マーサン

│サミー・スミス│
1968年生まれ。イギリス・ロンドン出身。98年『知らなすぎた男』で映画に初出演し、その後マーティン・スコセッシ(『ギャング・オブ・ニューヨーク』/01)、マイク・リー(『ハッピー・ゴー・ラッキー』/07・未)、スティーヴン・スピルバーグ(『戦火の馬』/11)、ブライアン・シンガー(『ジャックと天空の巨人』/13)ら、錚々たる監督たちの作品に出演してきた実力派俳優。『ハッピー・ゴー・ラッキー』では全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞。ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞含む4賞を受賞した初主演作『おみおくりの作法』(13)では、身寄りのない人の葬儀を行う孤独な公務員の繊細な演技が感動を呼び、日本でも異例の大ヒットを記録した。待機作に、ベネディクト・カンバーバッチとともに声優を担当する『Jungle Book(原題)』(18)などがある。

ジェレミー・アイアンズ

│陸軍長官│
1948年生まれ。イギリス・ワイト島出身。ブリストルのオールド・ヴィック・シアターで演技を学び、同劇団に所属する。71年にロンドンに渡り、舞台、TVなどを中心にキャリアをスタート。79年、『ニジンスキー』で映画デビューを飾る。88年公開の『戦慄の絆』で双子の医師を見事に演じ分け、その演技が高く評価された。90年には、クラウス・フォン・ビューロー事件を映画化した『運命の逆転』でアカデミー賞主演男優賞を受賞。近年では『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)、『アサシン クリード』(16)などの話題作に出演している。今後は、ジェニファー・ローレンス主演のサスペンス『Red Sparrow(原題)』(18)が控える。

ジェイク・レイシー

│カール・ランドベック│
1985年生まれ。アメリカ・マサチューセッツ州出身。ノースカロライナ芸術大学卒業後、ハートフォード・ステージ製作の「真夏の夜の夢」で舞台デビュー。その後TVシリーズに出演、NBCの大人気コメディドラマ「The Office(原題)」(12-13)のピート役で一躍有名になる。サンダンス映画祭でプレミア上映されたロマンティックコメディ『Obvious Child(原題)』(14・未)で映画初出演を果たし、アカデミー賞主要6部門にノミネートされたケイト・ブランシェット主演の『キャロル』(15)ではルーニー・マーラの相手役を熱演した。近年の出演作は『クーパー家の晩餐会』(15)、『ワタシが私を見つけるまで』(16・未)など。

スタッフ

  • 監督:ロネ・シェルフィグ

    1959年生まれ。デンマーク・コペンハーゲン出身。CM・TVドラマ監督としてキャリアをスタートし、『The Birthday Trip(原題)』(90・未)で映画監督デビュー。同作はベルリン国際映画祭のパノラマ部門に選出され評判となり、ルーアン北欧映画祭で審査員大賞に輝く。監督第2作『On Our Own(原題)』(98・未)はシネキッド映画賞を受賞。監督のほか脚本も手がけた第3作目『幸せになるためのイタリア語講座』(00)では、悩みを抱えた男女6人の大人のラブストーリーをほろ苦くも後味爽やかに描き、ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員賞)をはじめ世界各国の映画祭で数々の賞に輝き注目を集める。そして『17歳の肖像』(09)ではサンダンス映画祭観客賞受賞のほか、アカデミー賞作品賞、主演女優賞(キャリー・マリガン)、脚色賞(ニック・ホーンビィ)の3部門にノミネートされるなど、世界的にも脚光を浴び、有名女性監督の仲間入りを果たした。その後もアン・ハサウェイ主演のラブストーリー『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(11)、本作で主人公カトリンの相手役を務めたサム・クラフリン主演の『ライオット・クラブ』(14)など、続々と話題作を世に送り出している。

  • プロデューサー:スティーヴン・ウーリー

    1956年生まれ。イギリス・ロンドン出身。これまで60本近い映画をプロデュース。アカデミー賞6部門ノミネート、脚本賞受賞の『クライング・ゲーム』(92)やトム・クルーズ、ブラッド・ピット主演の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)など、長年ニール・ジョーダン監督とコンビを組んできた。02年に映画プロダクション「ナンバー9・フィルムズ」を設立、近年話題となった『キャロル』(15)などを手掛ける。05年には伝記映画『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』で監督デビューも果たし、高い評価を受けた。18年にはイアン・マキューアンの小説「初夜」をシアーシャ・ローナン主演で映画化する『On Chesil Beach(原題)』の公開が控えている。

  • プロデューサー:アマンダ・ポージー

    1965年生まれ。イギリス出身。スティーヴン・ウーリーの下で働き始め、インディペンデント映画界では25年のキャリアを持つ。ロネ・シェルフィグ監督と初タッグを組んだ『17歳の肖像』(09)はアカデミー賞主要3部門(作品賞、主演女優賞、脚色賞)にノミネート。シアーシャ・ローナン主演の『ブルックリン』(15)で再びアカデミー賞主要3部門にノミネートされ、英国アカデミー賞でも6部門ノミネート、英国作品賞を受賞した。これまでに製作した作品には、『クライング・ゲーム』(92)、『インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア』(94)、ニック・ホーンビィ脚本『ぼくのプレミアライフ』(97・未)、『2番目のキス』(05)など。

  • 脚本:ギャビー・チャッペ

    ジブラルタル出身。97年からTVドラマの脚本を執筆し始める。主な作品に、イギリスで85年から続く国民的人気シリーズ「EastEnders(原題)」(03〜05)、「Lark Rise to Candleford(原題)」(08〜10・未)、「ヴェラ ~信念の女警部~」(12〜13)、「シェトランド」(14〜16)など。現在、オリジナルスリラー「The Level(原題)」(16〜・未)がイギリスで放映中。本作は、脚本を手がけた初の長編映画となる。

  • 撮影監督:セバスチャン・ブレンコー

    デンマーク出身。03年、アナス・トマス・イェンセン監督の『フレッシュ・デリ』(未)で、デンマーク・アカデミー賞最優秀撮影賞にノミネートされた。05年には『Accused(原題)』(未)で、カメリマージュ映画祭最優秀撮影賞にノミネート、ヨーロッパ映画賞ディスカバリー賞を受賞するなど、世界的に高い評価を受けている。ロネ・シェルフィグ監督とは『ライオット・クラブ』(14)でタッグを組んでおり、同作はトロント映画祭の公式作品に選出された。

人生はシネマティック!

2016年/イギリス/原題:Their Finest英語/シネマスコープ/5.1ch/117分/PG12
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THEIR FINEST LIMITED 2016