キノフィルムズ

公開終了
2017年12月9日(土)公開

ルージュの手紙

猫のように自由奔放に生きる、血のつながらない母とストイックで真面目過ぎる娘
30年ぶりに再会した二人が見つけたものとは――

イントロダクション

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カトリーヌ・ドヌーヴ『8人の女たち』 × カトリーヌ・フロ『大統領の料理人』
フランスの2大女優が、驚く程ハマり役!? 人生を彩るメッセージを届けてくれる
もしも、何もかも正反対の相手が突然現れて、自分を予想外の未来へと導いてくれるとしたら——?

セーヌ川が流れるパリ郊外を舞台に、血のつながらない母と娘が30年ぶりの再会を果たす。
本来なら決して近づくことのない対照的な生き方をしてきた彼女たちが、互いの人生を交錯させ、やがて行き詰まった日常から心を解放してゆく——。
母と娘のユーモアのあるやりとりや、年齢を重ねたからこそ変化する女同士の絆が、共感と感動を呼び起こす。
映画界に咲き誇る大輪の花、カトリーヌ・ドヌーヴが、まるで彼女自身の生き方そのもののように、人生を謳歌する“母”役を演じ、チャーミングな魅力が全開! 度が過ぎるほど真面目な“娘”役には、『大統領の料理人』で脚光を浴びたカトリーヌ・フロ。この冬、あなた自身も気づかなかった心の扉を、“ふたりのカトリーヌ”が笑いと涙で、そっと開けてくれる——。

ストーリー

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助産婦として働きながら、女手ひとつで息子を育てあげ、地道な日々を送っていたクレール。
そんな彼女のもとに、30年前に突然姿を消した、血のつながらない母親ベアトリスから「今すぐ、あなたに会いたい」と電話が入る。自己中心的でお酒とギャンブルが大好きなベアトリスは、クレールとは真逆の性格。ベアトリスと再会したクレールは、自由奔放な継母のペースに巻き込まれ、反発を繰り返しながらも、やがて人生の歓びや愉しみに気づき始める。二人の間に新たな絆が生まれる時、ベアトリスは“ある決断”をする事になり…。失われた時間を埋めながら、彼女たちが見つけたものとは――。

カトリーヌ・ドヌーヴ

│ベアトリス│
1943年生まれ。フランス・パリ出身。10代の頃から映画出演を重ね、60年の『Les portes claquent(原題)』(未)で本格的にデビュー。62年の『悪徳の栄え』で一躍注目を集め、『シェルブールの雨傘』(63)でその人気が決定的になる。67年の『昼顔』で英国アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『終電車』(80)ではセザール賞主演女優賞を受賞。92年の『インドシナ』で米国アカデミー賞主演女優賞にノミネート、セザール賞主演女優賞を受賞した。98年の『ヴァンドーム広場』では、ヴェネチア国際映画祭女優賞を獲得するなど、これまで数々の賞に輝き、今なお世界的大女優として映画ファンを魅了している。そのほかの出演作に『ロシュフォールの恋人たち』(66)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)、『8人の女たち』(02)、『しあわせの雨傘』(10)、『神様メール』(15)など。

カトリーヌ・フロ

│クレール│
1943年生まれ。フランス・パリ出身。10代の頃から映画出演を重ね、60年の『Les portes claquent(原題)』(未)で本格的にデビュー。62年の『悪徳の栄え』で一躍注目を集め、『シェルブールの雨傘』(63)でその人気が決定的になる。67年の『昼顔』で英国アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『終電車』(80)ではセザール賞主演女優賞を受賞。92年の『インドシナ』で米国アカデミー賞主演女優賞にノミネート、セザール賞主演女優賞を受賞した。98年の『ヴァンドーム広場』では、ヴェネチア国際映画祭女優賞を獲得するなど、これまで数々の賞に輝き、今なお世界的大女優として映画ファンを魅了している。そのほかの出演作に『ロシュフォールの恋人たち』(66)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)、『8人の女たち』(02)、『しあわせの雨傘』(10)、『神様メール』(15)など。

オリヴィエ・グルメ

│ポール│
1963年生まれ。ベルギー・ナミュール出身。96年、ダルデンヌ兄弟の『イゴールの約 束』で映画デビューを飾り、以降常連俳優として彼らの全作品に出演。『息子のまなざし』(02)では初主演にして、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。そのほか『リード・マイ・リップス』(01/ジャック・オーディアール監督)、『レセ・パセ 自由への通行許可証』(02/ベルトラン・タヴェルニエ監督)、『タイム・オブ・ザ・ウルフ』(03・未/ミヒャエル・ハネケ監督)などに出演。マルタン・プロヴォ監督作には『ヴィオレット ある作家の肖像』(13)以来2度目の出演となる。最近では黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』(16)で写真家ステファンを怪演。ヨーロッパを代表する名優である。

カンタン・ドルメール

│シモン│
1994年生まれ。フランス出身。名匠アルノー・デプレシャン監督作『そして僕は恋をする』(96)の続編として製作された『あの頃エッフェル塔の下で』(15)で若き日の主人公を演じ、映画デビューを果たす。同作でセザール賞有望若手男優賞にノミネートされるなど、いまフランスで最も注目されている若手俳優の一人。今後は、『アーティスト』(11)のミシェル・アザナヴィシウス監督作『Le Redoutable(原題)』(17)が控える。

ポリーヌ・エチエンヌ

│セシール│
1989年生まれ。ベルギー・ブリュッセル出身。18歳で映画デビューし、『愛について、ある土曜日の面会室』(09)で、エトワール新人女優賞、リュミエール新人女優賞を受賞。出演作に、ヴァンサン・マケーニュと共演した『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』(13)、90年代のパリのエレクトロ・ミュージック・シーンを描いた『EDEN/エデン』(14)など。17年には、郊外の靴工場で働く女性が自立していく姿をミュージカル仕立てで描いた『ジュリーと恋と靴工場』で主演をつとめ、脚光をあびた。

スタッフ

  • 製作・監督・脚本:マルタン・プロヴォ

    1957年生まれ。フランス・ブレスト出身。08年、フランスに実在した素朴派の女性画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いたヒューマン・ドラマ『セラフィーヌの庭』が批評家から絶賛され、興行的にも成功を収める。同作でヨランド・モローの主演女優賞や作品賞を含むセザール賞7部門を受賞。プロヴォ自身も最優秀監督賞にノミネートされ、脚本賞を受賞した。13年に公開された伝記ドラマ『ヴィオレット ある作家の肖像』でも監督・脚本を務め、女性として初めて自らの生と性を赤裸々に書いた実在の作家ヴィオレットの実像を、彼女の才能を見出し支え続けたボーヴォワールとの絆を軸に描き、優れた脚本と大胆な構成、みずみずしい自然描写などが高く評価された。女性の深い内面を丁寧に描くことに定評があり、本作でカトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロの初共演を実現させた。

ルージュの手紙

2017年/フランス/フランス語/カラー/ビスタ/5.1ch/117分/G 
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©CURIOSA FILMS – VERSUS PRODUCTION – France 3 CINEMA This is the film production's copyright line.