キノフィルムズ

公開終了
2014年9月13日(土)公開

リスボンに誘われて

1行目で心が動き、
 2ページ目で列車に飛び乗り、
  3章目で人生が変わった。
ページをめくるたび、人生が色鮮やかに輝いていく。
欧州のスターキャストで、世界的ベストセラーを映画化!

イントロダクション

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"選ばなかった人生"に思いを馳せたことのある大人たちに贈る、新たな発見に満ちた感動の物語。
すべてを投げ出して、どこか遠くへ行き、別の人生を始めてみたいと思ったことはありませんか? これは、誰もが一度ならず願っては諦める“大人の夢”を実行した、ある男の物語。この世に100冊しか存在しない本と出会い、そこに綴られた一言一句に魂を揺さぶられた男は、著者に会うために、リスボン行きの夜行列車に飛び乗った。旅先で、著者の素顔と謎が明らかになるにつれて、色彩に乏しかった男の人生も色鮮やかに輝いていく──。
原作は2004年に出版され、31カ国で翻訳、全世界で400万部を突破した、パスカル・メルシエのベストセラー小説。監督は、『ペレ』『愛の風景』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた名匠ビレ・アウグスト。主人公のライムントには、『運命の逆転』でアカデミー賞を受賞したジェレミー・アイアンズ。その他、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『アメリカン・ハッスル』のジャック・ヒューストン、『ヒトラー ~最期の12日間~』のブルーノ・ガンツ、『愛を読むひと』のレナ・オリン、『スイミング・プール』のシャーロット・ランプリングなど、欧州を代表する豪華実力派俳優が集まった。
暖かな太陽、ノスタルジックな路面電車、何かが見つかりそうな石畳の路地裏──美しいリスボンで人生を変えたライムントが、「次はあなた」と背中を押してくれる、明日への希望に満ちた感動作が誕生した。

ストーリー

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スイス・ベルンの高校で、古典文献学を教えるライムント・グレゴリウスは、ラテン語とギリシア語に精通する、知性と教養に溢れた人物。
5年前に離婚してからは孤独な一人暮らしを送り、毎日が同じことの繰り返しだが、特に不満は無かった。
だが──学校へと向かうある嵐の朝、吊り橋から飛び降りようとした女を助け、彼女が残した1冊の本を手にした時から、すべてが変わる。
本に挟まれたリスボン行きの切符を届けようと駅へ走り、衝動的に夜行列車に飛び乗ってしまうライムント。
車中で読んだ本に心を奪われた彼は、リスボンに到着すると、作者のアマデウを訪ねる。
彼の妹が兄は留守だと告げるが、実は若くして亡くなっていたと知ったライムントは、彼の親友や教師を訪ね歩く。
医者として関わったある事件、危険な政治活動への参加、親友を裏切るほどの情熱的な恋──アマデウの素顔と謎を解き明かしていくライムント。
そして遂に、彼が本を著した本当の理由に辿り着くのだが──。

ジェレミー・アイアンズ

〈ライムント・グレゴリウス〉
1948年、イギリス出身。ブリストルの演劇学校で学んだ後、71年にロンドンに行き舞台・TV等に出演。映画デビュー作は『ニジンスキー』(79)。81年のTVシリーズ「華麗なる貴族」で英国アカデミー賞やエミー賞を受賞し国際的な注目を集め、以来、映画・舞台で活躍する。『運命の逆転』(90)でアカデミー賞(R)主演男優賞を受賞。ビレ・アウグスト監督作品への参加は『愛と精霊の家』(93)以来、2作目となる。その他の代表作に、双子の医師を一人二役で演じた『戦慄の絆』(88)、テロリスト役で鮮烈な印象を残した『ダイ・ハード3』(95)、『仮面の男』(98)、『インランド・エンパイア』(06)などがある。

メラニー・ロラン

〈エステファニア〉
1983年、フランス出身。声優の父、ダンス講師の母という芸術的な環境に育ち、13歳の時にジェラール・ドパルデューに見出され、『マイ・ファミリー/遠い絆〈未〉』(06)でセザール賞有望若手女優賞を受賞。その後、『イングロリアス・バスターズ』(09)で国際的な注目を集める。その他の代表作に、『オーケストラ!』(09)、『黄色い星の子供たち』(10)、『人生はビギナーズ』(10) 、『複製された男』(13)などがある。テレビ「女の欲望に関する5章」(08)やドラマ作品で監督を務めているほか、11年のカンヌ国際映画祭の開会式と閉会式ではホストを務めた。

ジャック・ヒューストン

〈アマデウ・デ・プラド〉
1982年、イギリス出身。著名な映画監督ジョン・ヒューストンを祖父に持ち、伯母・伯父はアンジェリカ・ヒューストンとダニー・ヒューストン。人気TVドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」で演じたリチャード・ハローは、“最近のTVドラマの中で最高のキャラクターの一人”とニューヨーク・タイムズに賞賛された。その他の代表作に、『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』(12)、『アメリカン・ハッスル』(13)などがある。

マルティナ・ゲデック

〈マリアナ〉
1961年、ドイツ出身。1986年から女優として活動を開始して以来、数多くのTVドラマや映画に出演。後にハリウッドでリメイクされることになる『マーサの幸せレシピ』(01)ではドイツ映画賞最優秀主演女優賞を受賞した。アカデミー賞®外国語映画賞受賞作『善き人のためのソナタ』(06)のヒットにより活躍の場を海外にも広げている。その他の代表作に、『素粒子』(06)、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』(08)、『クララ・シューマン 愛の協奏曲』(08)などがある。

トム・コートネイ

〈ジョアン〉
1937年、イギリス出身。舞台役者としてキャリアをスタートし、『長距離ランナーの孤独』(62)で英国アカデミー賞新人賞を受賞。その後、『ドクトル・ジバゴ』(65)でアカデミー賞®助演男優賞、『ドレッサー』(83)で同主演男優賞にノミネートされる。その他の代表作に、『モネ・ゲーム』(12)、『カルテット!人生のオペラハウス』(11)などがある。01年には、彼の40年間に及ぶ映画と舞台の活躍が評価され、ナイトの称号が贈られた。

アウグスト・ディール

〈ジョルジェ〉
1976年、ドイツ出身。『23 トゥエンティ―スリー〈未〉』(99)で主演デビューし、その年のドイツ映画賞最優秀主演男優賞などを受賞。その後、『青い棘』(04)、『ヒトラーの贋札』(07)などのドイツ映画への出演を経て、『イングロリアス・バスターズ』(09)に出演する。その他の代表作に、アンジェリーナ・ジョリーと共演した『ソルト』(10)などがある。

ブルーノ・ガンツ

〈年老いたジョルジェ〉
1941年、スイス出身。60年代に舞台で俳優としてのキャリアをスタートさせ、『O侯爵夫人』(75)で受賞したドイツ映画賞最優秀男優賞を皮切りに、多数の映画賞を受賞しているヨーロッパを代表する俳優。アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされた『ヒトラー~最期の12日間~』(04)でアドルフ・ヒトラー役を演じ、ロンドン映画批評家協会賞など数多くの国際的な賞を受賞した。その他の代表作に、ヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン・天使の詩』(87)、『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』(93)、テオ・アンゲロプロス監督の『永遠と一日』(98)、『エレ二の帰郷』(08)、更には『ベニスで恋して』(00)、『愛を読むひと』(08)、『アンノウン』(11)などがある。また、俳優の仕事に加えて、現在ドイツ映画アカデミーの会長を務めている。

レナ・オリン

〈年老いたエステファニア〉
1956年、スウェーデン出身。両親ともに俳優で、父スティグ・オリンはイングマール・ベルイマン監督作品の常連だった。75年に北欧のミスコンテストで優勝、その後、舞台出演を経て徐々に映画にも出演するようになる。彼女の名を一躍有名にしたのは、ダニエル・デイ=ルイス、ジュリエット・ビノシュと共演した『存在の耐えられない軽さ』(88)。その後、『ハバナ』(90)ではロバート・レッドフォードと、『心のままに』(93)でリチャード・ギアと、共演した。その他の代表作に、夫であるラッセ・ハルストレム監督の『ショコラ』(00)、『カサノバ』(05)、『ヒプノティスと—催眠—』(12)などがある。

クリストファー・リー

〈バルトロメウ神父〉
1922年、イギリス出身。47年の映画デビュー後、58年の『吸血鬼ドラキュラ』でドラキュラ伯爵にふんし、怪奇映画の一時代を築いた。70年代後半からはハリウッドに進出、名バイプレイヤーの名を欲しいままにした。これまでに出演した劇場作品やテレビ映画の総数は250を超え、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作(01~03)で悪の魔道士サルマンを、さらに『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(02)でドゥークー伯爵を演じたことで、若い世代からも人気を集めるようになった。その他の代表作に、『三銃士』(73)、『007/黄金銃を持つ男』(74)、『チャーリーとチョコレート工場』(05)、『ヒューゴの不思議な発明』(11)などがある。

シャーロット・ランプリング

〈年老いたアドリアーナ〉
1946年、イギリス出身。大学で秘書過程を修め、ロンドンで秘書をやっていたが、スカウトされモデルに転身。その活躍がリチャード・レスタ―監督の目にとまり、65年に『ナック』で映画デビューを果たす。その後、ロイヤル・コート・シアターで本格的に演技を学び、『地獄に堕ちた勇者ども』(69)や『愛の嵐』(73)、大島渚監督の『マックス、モン・アムール』(86)などに出演、鮮烈な印象を残す。最近ではフランソワ・オゾン監督の『まぼろし』(01)やヨーロッパ映画賞を受賞した『スイミング・プール』(03)、『17歳』(13)などに出演している。その他の代表作に、『わたしを離さないで』(10)、『メランコリア』(11)などがある。

スタッフ

  • 監督:ビレ・アウグスト

    1948年、デンマーク出身。71年に映画学校を卒業した後、撮影技師としてキャリアをスタートさせる。78年、『Honning maneå<未>』で監督デビューを果たす。国際的な注目を集めた『ペレ』(87)で、カンヌ国際映画祭パルム・ドール、アカデミー賞®外国語映画賞を受賞。その後、イングマール・ベルイマンの両親を描いた『愛の風景』(92)で2度目のパルム・ドールを受賞した。その他の代表作に、『レ・ミゼラブル』(98)、『それぞれのシネマ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画~』(07)、『マンデラの名もなき看守』(07)などがある。ジェレミー・アイアンズとの仕事は『愛と精霊の家』(93)以来となる。

  • 脚本:グレッグ・ラター、ウルリッヒ・ハーマン

  • 原作:パスカル・メルシエ「リスボンへの夜行列車」(早川書房刊)

リスボンに誘われて

2012年/ドイツ・スイス・ポルトガル/原題:NIGHT TRAIN TO LISBON/G/111分/アメリカンヴィスタ/5.1ch
配給:キノフィルムズ 後援:ポルトガル大使館
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