キノフィルムズ

公開終了
2014年9月20日(土)公開

ウィークエンドはパリで

異なる境遇の男女の恋を描いた『ノッティングヒルの恋人』から15年。
ロジャー・ミッシェル監督がずっと温めていたのは、長年連れ添った夫婦の“その後”を描いた感動作。
日常から遠く離れて、あなたも大切な人と旅に出たくなる――。

イントロダクション

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今も語り継がれる恋愛映画の最高傑作『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督が、いつか描きたいと温め続けてきた男と女の永遠のテーマ“どうすれば夫婦の絆を深めながら人生を豊かに出来るか”を問いかける物語が完成。本国イギリスでは、22週にわたるロングランヒットを記録した。
夫ニックを演じるのは、『ムーランルージュ』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でも高く評価されたジム・ブロードベント。妻メグには、『トスカーナの休日』のリンゼイ・ダンカン。充実したキャリアを誇る二人のコミカルかつリアルな演技が、笑いと共感を誘う。ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリングストーン」、ニック・ドレイクの「ピンク・ムーン」などの挿入曲が二人の旅を彩り、巨匠ゴダールの『はなればなれに』のダンスシーンへのオマージュが温かな余韻を残す。

ストーリー

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ある週末、30年目の結婚記念日を祝うためかつての新婚旅行先パリへとやって来た、イギリス人夫婦――心配性な夫ニックと、好奇心旺盛な妻メグ。思い出のホテルに到着した二人は、記憶との違いに唖然。メグの思いつきで、二人は高級ホテル プラザアテネに乗り込み、ブレア首相も滞在したという最高級スイートにチェックインする。凱旋門や美術館を巡り、フランス料理にワインと旅を満喫するメグだったが、ニックの「大学からクビを宣告された」という告白をきっかけに、夫婦は長年心に抱えてきた不満をぶつはじめる。
そんな時、街で偶然ニックの大学時代の友人モーガンと出会う。人気作家として名誉と富みを手にした彼の出版記念パーティに招待され、懐かしさと劣等感に引き裂かれるニック。出席者たちの前で、メグが明かした夫への“本当の想い”とは・・・。

ジム・ブロードベント

〈ニック・バロウズ役〉
1949年5月24日、イギリス出身。アカデミー賞、英国アカデミー賞、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞受賞経験を持つ、英国を代表する演技派俳優。『ザ・シャウト/さまよえる幻響』(78)で銀幕デビューした後、マイク・リー監督の『ライフ・イズ・スイート』(91)、『トプシー・ターヴィー〈未〉』(99)、『ヴィラ・ドレイク』(04)、『家族の庭』(10)に出演。演技力の広さが評価され、ニール・ジョーダン監督の『クライング・ゲーム』(92)や、ウディ・アレン監督の『ブロードウェイと銃弾』(94)、『リトル・ヴォイス』(98)、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)、『クラウド アトラス』(12)などで様々な役柄を演じた。『アイリス』(01)では、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞し、同年『ムーラン・ルージュ』(01)では、英国アカデミー賞の助演男優賞を受賞。さらに、世界的大ヒットを収めた『ハリー・ポッター』シリーズへも出演している。最近では、メリル・ストリープ共演の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)にて、英国アカデミー賞にノミネートされるなど、輝かしいキャリアを持つ。

リンゼイ・ダンカン

〈メグ・バロウズ役〉
1950年11月7日、イギリス出身。英国アカデミー賞にノミネートされた経歴も持ち、映画・テレビ・演劇で幅広く活躍をする実力派女優。映画の代表作は、『プリック・アップ』(87)、『柔らかい殻』(90)、『トスカーナの休日』(03)、ティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』(10)など。本作『ウィークエンドはパリで』に続き、『アバウト・タイム~愛おしい時間について』にも出演。テレビ作品では、アラン・ブリースデイル監督の『G.B.H.』と、スティーヴン・ポリアコフ監督の『Shooting the Past』にて、英国アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。また、トム・フーパ―監督のゴールデン・グローブ受賞作品『Longford』では、ジム・ブロードベントと共演している。さらにジェームズ・ケント監督の『Margaret』ではマーガレット・サッチャー役を演じた。演劇では、ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀主演女優賞を受賞した経験を持ち、代表作はトニー賞にノミネートされた「危険な関係」などがある。

ジェフ・ゴールドブラム

〈モーガン役〉
1952年10月22日、アメリカ合衆国出身。ロバート・アルトマン監督の『ナッシュビル』(75)に出演し、本格的に映画俳優としてのキャリアをスタートする。主な出演作は、ウディ・アレン監督の『アニー・ホール』(77)、『再会の時』(83)、『ザ・フライ』(86)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジェラシック・パーク』(93)と続編『ロスト・ワールド/ジェラシック・パーク』(97)、『インデペンデンス・デイ』(96)、『ライフ・アクアティック』(05)など。最近の作品では、『恋とニュースのつくり方』(10)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に出演している。監督業では、短編映画『Little Surprises』がアカデミー賞にノミネートされた。

オリー・アレクサンデル

〈モーガンの息子 マイケル役〉
1990年、イギリス出身。アカデミー賞受賞監督ジェーン・カンピオンの『ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~』(09)に出演し、その後も『Tormented』(09)、『Dust』(09)、ジャック・ブラックと共演した『ガリバー旅行記』(10)、『大いなる遺産』(12)に出演。本国イギリスではテレビドラマにも出演。独特な存在感が魅力的な、期待の新人俳優。

スタッフ

  • 監督:ロジャー・ミッシェル

    1956年6月5日、南アフリカ共和国出身。学校で舞台監督を手掛け、後にケンブリッジ大学へ進学。90年代初頭からテレビ番組や映画の監督を務めるようになる。代表作に、英国アカデミー賞を受賞した『待ち焦がれて』(95)、ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが出演した『ノッティングヒルの恋人』(99)、『チェンジング・レーン』(02)、『パッション〈未〉』(03)、ヨーロッパ映画賞や英国インディペンデント映画賞の監督賞にノミネートされた『Jの悲劇』(04)、ピーター・オトゥールの相手役を務めたレスリー・フィリップスが英国インディペンデント映画賞の助演男優賞を獲得した『ヴィーナス』(06)、レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートンが出演した『恋とニュースのつくり方』(10)、ビル・マーレイがゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『私が愛した大統領』(13)などがある。

  • 脚本:ハニフ・クレイシ

    1954年12月5日イギリス出身の脚本家・作家。『マイ・ビューティフル・ランドレット』(85)で英国アカデミー賞とアカデミー賞の脚本賞にノミネートされ、NY批評家協会賞で脚本賞を受賞した。『ウィークエンドはパリで』は、ハニフ・クレイシがロジャー・ミッシェルと組んで製作する4本目の作品となる。二人がタッグを組んだ代表作は、ダニエル・クレイグとアン・リードが出演し、カンヌ国際映画祭でヨーロピアン・シネマ・アワードを受賞した『パッション〈未〉』(03)や、ピーター・オトォールが、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた『ヴィーナス』(06)が挙げられる。作家としての代表作は、1998年に出版された『Intimacy』(2001年にパトリス・シェロー監督によって映画化)など。タイム誌が選ぶ“1945年以降の偉大なイギリス人作家トップ50”にもランクインしている。

ウィークエンドはパリで

2013年/イギリス/原題:LE WEEK-END/PG12/93分/シネスコ/5.1ch
配給:キノフィルムズ
© 2013 Free Range Films Limited/ The British Film Institute / Curzon Film Rights 2 and Channel Four Television Corporation.