2020年12月23日(水)配信
2020年12月23日(水)発売
市川進、御年74歳。彼は巷で噂の伝説のヒットマンだ。……というのは、まったくの嘘!
本当の正体は、理想のハードボイルドを極めるただの小説家だった!――
日本映画界を代表するバイプレーヤーの石橋蓮司が、阪本順治監督(『大鹿村騒動記』『半世界』)の熱いラブコールを受けて19年ぶりに78歳で映画に主演。ハードボイルド・スタイルで夜の街をさまよう、完全に“時代遅れ”の主人公を渋く、そしておかしみたっぷりに演じる。
共演には、妻役の大楠道代をはじめ、夜な夜な市川のもとに集まる怪しげな友人役に岸部一徳と桃井かおり。「探偵物語」の丸山昇一が描く最高にしゃれたオリジナル脚本を得て、実力派レジェンドたちの夢の共演がここに実現した。
本作の魅力はそれだけではない。いまや日本映画を牽引する主演級の役者陣もこぞって参加。佐藤浩市、豊川悦司、江口洋介、妻夫木聡、井上真央、さらに柄本佑、寛 一 郎など
「令和」を担う若き俳優たちなど世代を超えたガチの演技合戦も見物だ。
人生最期の究極の「こだわり」を“かっこいい”とするか“悪あがき”と呼ぶか――。
いまだ青春時代を忘れられない大人たちの、“おかしみ”と“愛らしさ”たっぷりな“ハード(ト)ボイルドコメディ”が、2020年ゴールデンウィークに”心を撃ち抜く“映画になること間違いなし!
市川進、御年74歳。タバコ、トレンチコートにブラックハット…大都会のバー「Y」で旧友のヤメ検エリート・石田や元ミュージカル界の歌姫・ひかると共に夜な夜な酒を交わし、情報交換をする。そう、彼は巷で噂の“伝説のヒットマン”だ。今日も“殺し”の依頼がやってきた――。
がしかし本当の姿は…ただの売れない小説家。妻・弥生の年金暮らし、担当編集者の児玉からも愛想をつかされている。
物語のリアリティにこだわり過ぎた市川は“理想のハードボイルド小説”を極めるために、密かに“殺し”の依頼を受けては、本物のヒットマン・今西に仕事を頼み、その暗殺の状況を取材しているのだった。 そんな市川に、ついにツケが回ってきた。妻には浮気を疑われ、敵のヒットマンには命を狙われることに!ただのネタ集めのつもりが、人生最大のピンチ。“一度も撃ったことがない”伝説のヒットマンの長い夜が、始まる。
©2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ
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