キノフィルムズ

人類が新天地を求めてたどり着いた星。そこでは── なぜ、男の頭の中がむき出しになるのか? なぜ、女は一人残らず死に絶えてしまったのか?

カオス・ウォーキング

『ボーン・アイデンティティー』ダグ・リーマン監督最新作!
トム・ホランド × デイジー・リドリー × マッツ・ミケルセン
豪華スタッフキャストが放つ、新感覚SFエンターテイメント!!

イントロダクション

西暦2257年、人類が新天地を求めてたどり着いた星〈ニュー・ワールド〉。そこでは、女は死に絶え、男たちは頭の中の思考や想像が〈ノイズ〉としてさらけ出されるようになってしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッドは、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラと出会う。ヴァイオラを捕え、利用しようとする首長から、彼女を守ると決意するトッド。
二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく──。
パトリック・ネスの傑作SF小説を大ヒットメーカーのダグ・リーマン監督が映画化。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されているトム・ホランド。共演は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセン。巨大宇宙船、エイリアンとの戦い、謎に満ちた星──壮大なスケールと映画史上初の設定によるエキサイティングなストーリーで、驚愕と歓喜の〈ニュー・ワールド〉へと連れ去る、新感覚SFエンターテイメント!

ストーリー

2257年、ニュー・ワールド。汚染された地球を旅立った人類は、新天地を求めてこの星にたどり着いた。だが、男は頭の中の考えや心の中の想いが〈ノイズ〉となってあらわになり、女は死に絶えるという事態に陥る。唯一、ノイズをコントロールできるプレンティス(マッツ・ミケルセン)が、首長となって自らの名前を冠した〈プレンティスタウン〉を支配していた。この町で最後に生まれたトッド(トム・ホランド)は、亡き両親の友人のキリアンとベン、そして愛犬マンチーと暮らしていた。幼い頃からノイズを操る才能が見られたトッドは、未成年ながら首長に目をかけられている。
そんな中、トッドは墜落した宇宙船を発見し、首長に報告する。生存者は一人、トッドが生まれて初めて見る女性で、その名はヴァイオラ(デイジー・リドリー)、彼女にはノイズがなかった。ヴァイオラは首長に、地球から偵察に来たのだと告げる。4000人を乗せた本船が、彼女からの交信を待っているというのだ。首長は、この星全土を支配するために、本船を奪おうと計画するが、危険を察知したヴァイオラに逃げられてしまう。
ヴァイオラに心を惹かれ始めたトッドは、自宅の納屋に隠れていた彼女を見つけ、「助けよう」と決意する。初めは反対していたキリアンとベンだったが、ファーブランチへ逃げるようにトッドに指示する。ところが、かぎつけた首長とその部下がトッドの家へと押し寄せる。ヴァイオラの機転で、二人は何とか出発するが、キリアンが撃たれ彼のノイズから行き先がバレてしまう。
追いかけてきたマンチーを道連れに、山道を行くトッドとヴァイオラ。ヴァイオラはトッドの心の声と頭の中の映像が絶え間なく流れてくることに困惑し、トッドの方はヴァイオラの想いが全く分からないことが不安になる。だが、ヴァイオラから両親が宇宙船で亡くなったと打ち明けられたトッドは、自分と同じく孤独な身の上の彼女にますます心を奪われていく。
一方、首長は大捜索隊を結成し、万全の装備で二人を追いかけていた。さらに、どこかに先住民のエイリアン、女たちを殺したと言われているスパクルの村があるはずだった。
ようやく、ファーブランチへと到着するトッドとヴァイオラ。だが、そこは想像していた地とは何から何まで違っていた。さらに、二人がプレンティスタウンから来たことを知ったファーブランチの人々は態度を豹変させる。
果たして、プレンティスタウンに隠された秘密とは? 緊張が走る中、遂に首長たちも追いついて来る。誰が敵で誰が味方か分からないまま、トッドはヴァイオラが本船と交信できるよう、命がけで戦うのだが──。

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劇場公開日
2021年11月12日(金)
時間
109分
スタッフ
監督:ダグ・リーマン
キャスト
トム・ホランド
デイジー・リドリー
マッツ・ミケルセン
デミアン・ビチル
シンシア・エリヴォ
ニック・ジョナス
デヴィッド・オイェロウォ