2019年7月3日(水)配信
2019年7月3日(水)発売
2011年、ほぼ無名のキャスト、新人監督の作品でありながら200万人を動員し、社会現象を巻き起こすほどの空前のヒットなった台湾映画『あの頃、君を追いかけた』。
誰もが通り過ぎたあの眩かった時間、まだ何者でもない自分にいらつき、怒りや諦めに襲われながらも、なぜか明日にワクワクしていた“あの頃”を描いた同作は、その後、海を越え、アジア各地で歴史的なヒット作となってゆく。
―そして2018年。舞台を日本に移し、旬の若手俳優たちにより新たな物語として生まれ変わる。主人公の浩介には、映画にドラマにと、毎作品ごとに違う顔を見せ、若き演技派として高い評価を受けている山田裕貴。ヒロインの真愛には乃木坂46の齋藤飛鳥。数々の雑誌の表紙を飾り、グループの顔とも言える存在の彼女が、少しお堅いヒロイン・真愛を演じきり、女優としての才能も見事、開花させた。
更に映画にテレビドラマに大活躍の松本穂香。映画にドラマに個性が光る中田圭祐、佐久本宝、國島直希、遊佐亮介など、旬の若手俳優たちが結集した。
のどかな気候と美しい景色に恵まれた地方都市で、小さな豆腐屋の一人息子として育った水島浩介(山田裕貴)は、高校3年の受験生。友達の寿音(じゅのん)(中田圭祐)、健人(國島直希)、一樹(遊佐亮介)、陽平(佐久本宝)らと、明るく伸び伸びと高校生活を楽しんでいたが、教師たちからは問題児と見なされ、医者の娘で学校一の優等生、早瀬真愛(齋藤飛鳥)の前へ座るよう、席替えを命じられる。浩介の生活態度や勉強を彼女に指導させようというのだが、浩介にとって真面目を絵に描いたような真愛は苦手な存在でしかない。幼なじみの小松原詩子(松本穂香)が真愛の親友であることぐらいしか接点がないのだ。
ある日、英語の教科書を忘れた真愛を浩介がかばったことで、2人の関係に変化が起こる。その返礼とでも言うように、真愛は、浩介の苦手な数学の成績を少しでも伸ばそうと、自作の小テストを作ってきたのだ。初めは拒んだ浩介だったが、真愛の諦めない一途さに折れ、朝と放課後、2人で勉強を始めることに。融通のきかない優等生とばかり思っていた真愛が、意外と天然で明るく、色んな話をすることに驚く浩介。一方の真愛も、浩介がただのお調子者ではなく、根っから人に優しく、自分自身を懸命に探しているのだと知る。
少しずつ距離が縮まる2人。しかし、やりたいことや夢が見つからない浩介は、自分への自信の無さから、その想いを真愛に伝えられぬまま、卒業式を迎えてしまう。
そして真愛は、医者になる夢を胸に、東京の大学へと進学することに・・・・・。
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
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